副作用があまりない便秘薬をご存知ですか?
実を言うと私自身が現在飲んでいて、まったく苦しく感じません。ありがたいことに、うまくいっているのです。どうしても排便をコントロールするのが難しいし、ちょっとでも役に立てたらと思い紹介しようと考えました。
今回は健常者から障害を持って長い私が、排便コントロールでの副作用のない便秘薬と食べ物に気を付けていることをお伝えしたいと思います。すべて経験にもとづいた内容です。それではいってみましょう。
排便コントロールの方法 便秘薬の副作用とは?
私は19歳のときに車の事故で首の骨を折り、頚髄を損傷して車椅子で生活しています。できるだけ多くの人に役立てたいと記事を書き上げたんですが、私は頚髄損傷者です。もしあなたに合わない内容でしたら、本当に申し訳ありません。ご理解よろしくお願いしますね。
便秘薬となると、真っ先に下剤を考えると思います。ピンクの小粒~こ~らっく♪って、CMでも流れてましたからね。
ただ薬(西洋)を飲用すれば、何かしらの副作用が気掛かりになると思うのです。私がこれまで使用してきた下剤はこちらになります。
- プルセニド(錠剤)
- ラキソベロン(液体)
- シンラック(液体)
その他に便を柔らかくする薬として、カマ・マグミット(酸化マグネシウム)を食後に飲んでいました。
腸内に水分を引き寄せて便を柔らかくし、排便しやすくさせる
ちなみに上記3つの下剤の副作用は、このように言われていますね。
- 腹痛
- 胃もたれ
- 吐き気
- 下痢
確かに私はこれらを飲用後、お腹が痛くなったりムカムカ感が出ていましたからね。
シンラックやラキソベロンは水で薄めて飲むとわかりませんが、シロップのような甘ったるい液体なんです。砂糖とかの甘味ではなく、不快感を示す味でしたね。
排便日を定めて便秘薬の量を増減させて調整し、無理に出すといった感じのコントロールでした。感覚が本当に難しいのです。
その後どうしても排便日に出ないと困るので、飲む量が徐々に増えていきましたね。すると腹痛や吐き気、下痢といった副作用が多くなり、水便になって漏れることが多くなったのです。最終的には、頚髄を損傷して25年を過ぎた頃、シンラック1本飲んでも出なくなりました。!!(;゚ロ゚ノ)ノ
慢性化すると聞いていたのですが、ここまで効かなくなるとは思いもしませんでしたね。
しかし今の私は、副作用を感じないモノと出会えました。それが次の章で紹介してるモノです。
排便コントロールの方法 私が使用しているモノとは?
冒頭でお伝えしましたが、私は頚髄損傷者です。そのため胸から下は感覚がなく、排便障害を持っています。障害を持ってからは健常者の様に自力で出せないため、摘便してもらっているのです。
肛門から指を入れて便を出す医療行為のこと
摘便に関しては、次回に改めて記事を書かせていただきますね。
実を言うと過去に私は、腸閉塞を引き起こしたことがあったのです。今は、外科で排便時に必要な薬を処方してもらっています。
下剤が効かなくなったとき外科の先生に、何か良い方法がないか相談してみました。そのときに言われたのが、この内容です。
そこで勧められたのが、ツムラ大黄甘草湯エキス顆粒(医療用)という漢方だったのです。写真は、その外観になります。
漢方(東洋)は薬(西洋)と違います。なぜなら草や木、動物などの自然にあるものを使うため体に優しいと言われているので安全なのです。それ以来、排便日になると使用しています。
飲み始めは調整に大変でしたが、下剤を飲んだ、腹痛や吐き気、下痢といった副作用が全く感じなかったのです。今では飲み始めて3年以上経ちますが1週間に1回の決められた排便日に出せ、快適にコントロールができていますね。
体調不良のときは前倒しで、突然したくなる場合があるのはご勘弁を。
私が飲用する回数は、排便日前日の昼・夕方・晩の3回です。出が悪いときはありますが、その時は出ない日の晩にもう一袋飲むと翌朝にスッキリ出ますよ。
味は嫌な酸っぱさが残り、不味いです。
漢方の説明文には、このような副作用が記されていました。しかし私は実感がありませんね。
- 食欲不振
- 腹痛
- 下痢等
あれだけ便に悩まされていたのに今では決めた日に排便できているので、不思議な感じですよ。早くこの漢方に出会いたかったですね。
さらに私は排便をコントロールするのに、食事に関しても気を付けていることがあるのです。次の章ではその内容について、包み隠さずお伝えさせてもらいますね。
排便コントロール 食事で気を付ける2つとは?
私は毎日の食事で気を付けていることが2つあるのですが、それがこの内容になります。
- 1日2食しか食べない
- 間食しない
基本的には、これらのことを実践しています。理由として、体内にたまる便をちょっとでも少なくしたいから。
ハッキリ言うと私は、週に1回しか便を出さないのです。なぜなら頚髄損傷者は排便の行為を何回もすることにより、多くのデメリットが発生します。いくつか書き出してみました。
- 終了するのに時間がかかり、その間は何もできない
- 体内にあるものを排出するので、血圧が一気に下がる
- オムツをする時間が長く、褥瘡ができるリスクが高くなる
- 体力が消耗する
こんなにデメリットがあると、どうしても失くしてしまいたいと思うのが正直な思いです。
ちなみに排便が1度であれば、こんなメリットがあります。
- 溜めると水分が吸収されて硬い便になり、もし便意を催したとしてもすぐ出ない
- 血圧が低下するなどの体調不良が1回で済む
- 排便行為に縛られず、時間を有効につかえる
と言っても1週間も便を溜めるのは大変です。そこで私は晩の主食をキャベツに変え、7日目でも腹が張らないように抑えています。
キャベツは、がんや胃潰瘍の予防に優れていて健康にも良いのです。
その分お昼は、大好きな白米とおかずをガッツリ食べますが。
ここで、「キャベツを食べているのに快便にならないの?」と、疑問になりませんか?確かに食物繊維はいっぱいあるし、快調に出そうなイメージが湧きます。
だけど調べてみると、キャベツは不溶性食物繊維で便を固くしてしまう効果があるのです。そのため出にくくなるので、私にとっては願ってもないことなんですがね。
そして、驚くべきことに!
長年の経験から私には摂ると便意を催してしまう食べ物が、存在することがわかりました。それでは次の章で、詳しくお伝えさせていただきますね。
排便コントロール 便意を催してしまう食べ物とは?
私は頚髄を損傷してから、たくさんの食材を口にしてきました。その中でも、特に便意を催す食べ物があったのです。こちらになります。
- バナナ
- リンゴ
- 刺身・魚介類(生もの)
これらを晩に食べればその日の夜中、もしくは次の日の早朝という感じで、時間をおいて便意が催されます。
調べてみると、バナナやリンゴ、魚には食物酵素が含まれています。さらにバナナとリンゴには、水溶性食物繊維が含まれるため、その相乗効果で便意を催すようになるのでしょう。この2つの成分が凄く影響し、排便されやすくなるみたいですね。
だから外出する前日の夕飯は、上記の種類のものを絶対に摂らないよう心掛けてます。
徹底してからは、外に出ているとき失敗がありません。まずはあなた自身が、何を食べたら便がしたくなるのか探る必要があると思いますよ。
排便コントロール どうしても食べたいときは?
便意を催してしまう食べ物を、探し出したとします。だけど、あなたの好物だった場合どうすればいいのでしょうか?
私はお寿司が大好物なんですが、うかつに食べられません。そこで我慢しきれず、いろいろ考えて見つけたんです。
気にせず味わえる方法がこちらになります。
「排便日の前日に食す」です。
これだと排便する手助けになってくれ、一石二鳥ですからね。ちなみに頚髄損傷者の知人は私の伝えた内容を実践してから、漏れが少なくなったと喜んでいました。
私は便の回数を1週間に1回と決めてから、生活自体が楽になりましたね。今では喜んでいますが過去に何回も漏らす失敗があり、思い出しただけでも恐ろしい出来事です。その経験があるからこそ、現在の生活スタイルができたと確信しています。
頚髄損傷者の排便コントロールは、ある意味ストイックにならないといけないと思うのです。自分自身のペースがつかめることを、祈っておりますね。
まとめ
今回、排便コントロールに関わってくる便秘薬や食事のことについてお伝えしました。ですが、どうしても人それぞれ体格やその日の体調が違うので、一概には言えません。
この記事があなた自身のやりやすい方法を探す足掛かりとなれば、書いた甲斐があります♪
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- 1日2食しか食べない
- 間食しない
- 排便コントロール 便意を催してしまう食べ物とは?
- バナナ
- リンゴ
- 刺身・魚介類(生もの)
健常者の方であれば便意を催すのは最高なんでしょうけど、頚髄損傷者にとっては厄介なことなのです。
ただ排便の失敗は、今後の人生につながります。不安なことや質問があれば、私でよければいつでも相談に乗らせていただきますし、コメント欄からお気軽にどうぞよろしくお願いしますね。
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