ウィルチェアーラグビーとは？ルールは？2020東京パラリンピック日程！

 
 
ウィルチェアーラグビーという競技名を聞いたことありませんか？世界選手権で優勝したことを、ニュースで見た人もいると思います。輝かしい成績ですね。
 
 
今回はウィルチェアーラグビーにスポットを当てて、わかりやすくお伝えします。それではいってみましょう。

ウィルチェアーラグビーとは？

 
まずは動画で、ウィルチェアーラグビーについて見ていただけるとありがたいです。激しい衝突が魅力的ですね。

 
ウィルチェアーラグビーは、ぶつかり合いが許されているパラリンピックの車椅子競技になります。出場するのは、四肢に障害（麻痺、欠損など）の選手です。

しかしプレーする姿はラクビーそのもので、その他にバスケやバレー、またアイスホッケーなど複数の競技要素が含まれています。その激しさから「マーダーボール（殺人球技）」と呼ばれ、迫力ある障害者スポーツなんです。

 
 
競技用車椅子は激しくぶつかり合うため、装甲車のような見た目。だけど機敏な動きを実現するのに、タイヤは八の字になっています。

ボールはバレーボール5号球が基に開発された、ウィルチェアーラグビー専用球です。グローブのグリップ面はゴム製でザラザラしており、滑りにくくされています。
 

ルールとファウル

 
ウィルチェアーラグビーのルールとファールは、以下のようなものが存在します。
 

 
コートはバスケットボールと同じ広さで、攻撃時間の制限を設けるルールが存在します。またウィルチェアーラグビーはラグビーと異なり、前方へのパスが認められているのです。
 
 
ちなみにチーム編成や競技時間がこちらになります。
 

クラス分け

 
ウィルチェアーラグビーは、頚髄損傷を中心とする四肢麻痺者が対象の障害者スポーツです。そのクラス分けは、筋力や体幹のテストと動作機能テストさらに競技観察が実施されます。

選手たちはこうしてクラス分けを受け、持ち点が決められるのです。
 
 
目安としては、以下の通りになります。
 

 
ポイントは最小0.5点の刻みで、最大3.5点とされます。女性選手が含まれる場合は、0.5点のマイナスが許可されるのです。

 
 
そのためチームの合計点は8点ですが、4名で最大10点となることもあります。
 

歴史

 
ウィルチェアーラグビーはカナダで考案され、初の国際大会は1982年に行われていますよ。1996年のアトランタパラリンピックで公開競技として披露され、2000年シドニーオリンピックからパラリンピックの公式種目となります。
 
 
日本での歴史は1996年11月に正式に競技が公開され、1997年に連盟が設立され現在に至るのです。

2016年リオパラリンピックでは3位決定戦でカナダと対戦して、銅メダルを獲得しています。さらに2018年8月に行われた世界選手権で日本代表が金メダルを。輝かしい成績です。
 

ウィルチェアーラグビー2020東京パラリンピック日程

 
2020年に東京で開催されるパラリンピック！ウィルチェアラグビーは、正式種目に決まっています。
 
 
日程が出ていますので、記載しておきますね。
 

 
【ウィルチェアーラグビー】

 
地元開催なので、盛り上がると思いますよ。私は応援に行くことを考えています♪
 

おわりに

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ウィルチェアーラグビーは、チームワークで得点を狙うスポーツ。試合では攻撃型の車椅子を巧みに操作し、得点をあげるシーンをよく目にします。

一方で、その裏では障害の重い選手が相手守備陣を壁となって抑えるのです。その封じ込めるプレーはビックプレーとして、チームが盛り上がり士気を高めます。相手の車椅子をひっかけて進攻を止める『ボールのないところの攻防』も、見どころですよ。