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障害者スポーツの意義!当事者に勧めるメリットはあるの?

障害者

 
 
「障害者スポーツの意義ってなんですか?」
 
 
過去に私は、学生さんに質問されたんです。そこで、私が参加している車いすツインバスケを例にして、答えてみました。
 
 
今回はその内容を踏まえて障害者スポーツの意義について、お話してみようと思います。後半には、することで発生するメリットも記載してみました。それではいってみましょう。

 

 

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障害者スポーツの意義とは?

 
私は19歳の時に車の事故で首の骨を折り、障害を持って車椅子に乗っている頚髄損傷者です。怪我した当時は健常者から障害者となったため、ショックが隠しきれませんでした。だけど今は車いすツインバスケという障害者スポーツと出会い、楽しみながら頑張って生きています。

ダッシュ
 
 
こんな私が改めて障害者スポーツの意義を考えてみると、何かのキッカケを作り出す素晴らしい活動だと思いますね。

たとえば、私が関わるチームの結成時は選手やボランティアスタッフがなかなか集まらず、悲惨なモノでした。そこで考えたのが、チームの存在を知ってもらうためのブログを作っての更新。そしてFacebookページ・ポスターの作成。口頭での声掛けもしました。

さらに、場所の確保や交渉も必要です。これって何もなければ、することさえもできませんよね。私の場合は特に選手やスタッフを集めるために考え、そして動くことを導かせたのです。

このように障害者スポーツを行うことで、いろんな行動を引き起こしてくれる意義があります。
 

障害者スポーツの現状とは?

 
現在は来年に東京で開催されるパラリンピックの影響もあり、障害者スポーツ自体が盛んに感じます。ただ車いすツインバスケを例に見ると選手の参加人数がどこのチームも、ハッキリ言って芳しくないのです。というのも、頚髄損傷者があまりいません。
 
 
私は車の事故の時にシートベルトをしていなかったため、首の骨を折りました。昔はしないでの罰則も現在より厳しくなく、自己管理という状態だったのです。それが今では車の安全性も強化され、以下のようになりました。
 

  • シートベルトの義務化
  • エアバックの標準装備

 
車の事故でのこのような改善から、頚髄損傷者が減ったように言われています。良いことなんですがね。

その結果、車いすツインバスケ競技の存続も危うくなり、頚髄損傷者のための障害者スポーツから脳性麻痺も含めた四肢麻痺者に対象が広まりました
 
 
ちなみに私の住んでいる富山県は、東海ブロックに所属しています。だけどどうしても北陸地区は田舎という部分もあり、都会のチームより何もかも遅れている感がありますね。

そこで東海ブロックには普及部があり、車いすツインバスケを広める狙いを込めて色々企画してくれていますよ。
 
 
以下の写真は東海ブロック交流会時の写真で、愛知県や岐阜県の選手が北陸まで来てくれて交流してくれた時です。

交流会
 
 
機会を利用し、車いすツインバスケをしていない人に声掛けして開催していますよ。過去に実施したことで、何人かの入部が決まったこともありましたからね。
 
 
ところで私が障害者スポーツを当事者に勧める理由に、ちゃんとしたメリットがあるのです。次の章では経験から感じた良い内容について、お話させて頂きます。
 

障害者スポーツの意義 勧めるメリットとは?

 
私は健常者から障害を持ったため、外に出ることが嫌な時期もありました。こんな理由からです。
 

  • 昔から知っている近所の人や同級生、その他の人に会いたくなかった
  • 障害を持った体を見られたくなかった

 
人それぞれ考えは違うでしょうが、このような原因が多くあるのです。だから私は障害を持ってから日中1人で自宅の部屋にいて、誰とも話することがありませんでした。そのため、会話に飢えていたと思います。

そんな際に、知り合いの理学療法士さんから誘われたのが車いすツインバスケの練習だったのです。私の場合はこのことが、外に出るキッカケとなってくれました。それまで外出したいなんてまったく思わなかったんですが、練習に行けば誰かと話ができると思いましたからね。
 
 
だから私の内容を考慮すると、障害者スポーツをするメリットとしてこんなことが言えます。
 

  • 日頃溜まったストレスを、発散することができる
  • 外出するキッカケとなる
  • 健常者との出会いがある
  • 同じ障害者との情報交換ができる
  • 健康のために良い

 
家の中にずっといるとストレスが溜まってしまい、家族に八つ当たりすることもあるでしょう。
 
 
写真は過去に私が所属する、車いすツインバスケのチームでバーベキューをした際の一部分です。この時は残念ながら、選手全員が揃いませんでした。だけど、和気あいあいと楽しそうじゃありませんか?

バーベキュー時の写真
 
 
キッカケがなければ外出しませんし、人と会うこともありません。だけど同じ境遇の人と話をすれば共感しあえたリ、楽しく会話や外食もできちゃうんです。
 
 
私自身、車いすツインバスケをしているため、ちょっとアピール感が強くなり過ぎました。というのも私にとって一緒の障害を持った友達との交流(車いすツインバスケに参加)は、障害を理由に落ち込んだ際に立ち直れた大きな要因なんです。

ピアサポートとも表現され、同じ障害を持った者同士の会話は精神をいたわるのに効果絶大と言われています。これは、すべての障害者に言えることだと思いますよ。
 
 
以上を踏まえてあなたが障害者に出会った際は、ぜひ障害者スポーツを勧めてあげるのは如何でしょうか?体にとっても精神的にも、良いことですからね。陰ながら応援しています。
 

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まとめ

 
今回、障害者スポーツの意義や現状、勧めるメリットについてお伝えしました。参考にして頂ければ、書いた甲斐があります。
 

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    障害者スポーツの意義とは?

  • キッカケを作り出す活動

 

    障害者スポーツの現状とは?

  • 障害者人口が減っているため、活動が難しい種目も存在する

 

    障害者スポーツを勧めるメリットとは?

  • 日頃溜まったストレスを、発散することができる
  • 外出するキッカケとなる
  • 健常者との出会いがある
  • 同じ障害者との情報交換ができる
  • 健康のために良い

 
あなたも一度は参加し、交流してみませんか?健常者の参加は障害者にとって、絶大なサポートになります。はたまた当時者であれば、良い出会いがあるかもしれません。いつもとは違った感覚が、芽生えるキッカケになりますよ。
 
 
 

まっつん

はじめまして、頚髄損傷者のまっつんです。

健常者から障害を持つようになり、車椅子で生活していることでの感じた考えを綴ろうと思います。

共感していただければコメント欄からどしどし書き込んでもらえると幸いです。

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