「障害者のドクゼツ本音とーく」をSNSで応援しよう!

障害者と映画館!割引ってあるの?利用した当事者が解説してみた!

障害者

 
 
障害者が映画館で割引があるのをご存知ですか?私は実際に観てきたことがあるので、お得感を実感しましたよ。
 
 
今回は障害者と映画館について、詳しく解説します。後半には、私の使用感も記載してみました。それではいってみましょう。

 

 

スポンサーリンク

障害者と映画館に係る割引

 
全国にある映画館は、鑑賞に係る障害者割引料金が設定されています。そのため障害者手帳を持つ人は一般の健常者に比べて、割安な料金で映画を観ることができるのです

映画館
 
 
これは映画鑑賞を通して外出のきっかけ作りや、社会参加の促進に一役買っているのです。なお障害者割引適用後の料金は、1,000円の金額で設定している映画館が多いですね。

他の割引料金制度(例えば「レディースデー割引」「メンズデー割引」「ファーストデー割引」「シニア割引」等)と比べてもお得です。魅力的な料金設定と言えるでしょうね。

ちなみに障害者割引料金で映画を観賞するには、原則として身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳のいずれかを、映画鑑賞チケット購入時に提示することが必要です。

介助者と一緒の場合は、同時に当該割引料金が適用になります。ただし映画館によって異なるため、事前に映画館HPで確認しておくと良いのでしょうね。
 

障害者割引が設定される映画館

 
障害者割引料金が設定されている映画館は、全国で536か所あります。
 
 
各都道府県ごとに示すと以下のようになりますよ。
 

    ≪北海道及び東北地方≫

  • 北海道 (19)、青森県 (7)、岩手県 (7)、宮城県 (10)、秋田県 (4)、山形県 (8)、福島県 (4)
  • ≪関東及び甲信越地方≫

  • 茨城県 (14)、栃木県 (8)、群馬県 (8)、埼玉県 (25)、千葉県 (23) 、東京都 (78) 、神奈川県 (26) 、新潟県 (9)、 長野県 (17) 、山梨県 (2)
  • ≪東海及び北陸地方≫

  • 富山県 (4)、石川県 (8) 、福井県 (6)、 岐阜県 (6) 、静岡県 (13) 、愛知県 (34) 、三重県 (8)
  • ≪近畿地方≫

  • 滋賀県 (6)、 京都府 (12) 、大阪府 (30) 、兵庫県 (22)、 奈良県 (4) 、和歌山県 (5)
  • ≪中国及び四国地方≫

  • 鳥取県 (2) 、島根県 (2) 、岡山県 (5) 、広島県 (16)、山口県 (5) 、徳島県 (3) 、香川県 (4) 、愛媛県 (10)、 高知県 (3)
  • ≪九州及び沖縄地方≫

  • 福岡県 (21) 、佐賀県 (3) 、長崎県 (4) 、熊本県 (7) 、大分県 (7) 、宮崎県 (4) 、鹿児島県 (6) 、沖縄県 (7)
prfer.com
This domain may be for sale!

 

 
イオンシネマやTOHOシネマズ等のいわゆるシネマコンプレックスの大半において、障害者割引の設定がされているようです。

≪シネマコンプレックスとは≫
単一の建物内に、ミニシアターを中心とするいくつかの劇場があること。

 

障害者の映画鑑賞に係るハード面の配慮

 
「私は車椅子ユーザーだし、不安で・・・」と考え、実際に映画館へ行くことをためらっている人もいるでしょう。

しかし多くの場所がバリアフリー化されていて、安心して映画を楽しむことができます。たとえば段差が無いのは当然のこと、車椅子ユーザー専用のスペース、多目的用トイレ等も設けられているのです。

多目的トイレ
 
 
もし段差が解消されていなく車椅子で不都合な場所があったとしても、必要に応じて映画館スタッフが手伝いをしてくれます

その点は事前に問合せてみましょう。介助を受けることは、何も恥ずかしいことではありませんよ。
 

スポンサーリンク

車椅子ユーザーの私が映画館を利用した感想とは?

 
私は19歳の時に車の事故で首の骨を折り、頚髄を損傷して車椅子で生活しています。実際に障害を持ってからは映画館を利用したことがあるので、自分なりの感想を言わせてもらいますね。
 
 
私が利用しているのは、ほとんどがイオンの中にある映画館。イオンについて過去に書いた記事があるので、お時間がある際にお読みいただけるとありがたいです。

イオンで車椅子の貸し出しはしてる?実際の方法や駐車場について詳しく解説!
イオンを利用する人に対して、車椅子を貸し出ししているのをご存知ですか?しかもありがたいことに無料。と言っても、調べないと方法が分からないと思うのです。そこで私自身、実際に行って確かめてきましたよ。 今回は健常者から障害を持...

 
 
イオンに入る前や入館後は、全て車椅子で通行できるので心配いりません。映画館内も割引され、車椅子スペースに誘導されます。写真の場所は通路の一角にあり、介助者もすぐそばの椅子に座るので心配いりません。

車椅子スペース
参照:http://www.crayon-box.jp/cinema/00-index/index.htm
 
 
ただこの車椅子スペースの位置は、後ろの席から丸見えです。

映画の途中で突然、大きな音が出ることがあります。あまりのリアルさでビックリし、飛び上がることがあるのです。その際は姿が晒され、注目を浴びます

ホラーやアドベンチャー系であればその回数が多くなり、恥ずかしい思いをすると思うのです。それを抜かせば、車椅子ユーザーが快適に観られる場所ですよ。
 
 
一度行って体験すれば迫力ある映画が観れ、気分転換に繋がりますので。おすすめしますね。
 

スポンサーリンク

まとめ

 


にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村
応援お願いしますm(_ _)m

 
ノーマライゼーションが浸透する現代。

≪ノーマライゼーションとは≫
障害者や高齢者の差別をなくし、誰もが尊重されて生活できる社会づくりのこと。

 
障害者が映画館で映画を観ることは、簡単にできる時代です。早速行ってくるといいですよ♪
 
 
 

まっつん

はじめまして、頚髄損傷者のまっつんです。

健常者から障害を持つようになり、車椅子で生活していることでの感じた考えを綴ろうと思います。

共感していただければコメント欄からどしどし書き込んでもらえると幸いです。

「障害者のドクゼツ本音とーく」をフォローしよう!
障害者
スポンサーリンク
「障害者のドクゼツ本音とーく」をFacebook Twitterでシェアしよう!
「障害者のドクゼツ本音とーく」をフォローしよう!
障害者のドクゼツ本音とーく

コメント