2020 パラリンピックの問題点とは?アスリートの当事者が解説してみた。

パラリンピック

 
 
2020パラリンピックには問題点があるのをご存知ですか?健常者の大会と違って障害者がするのですから、勝手が違ってきますからね。たくさんあると思いますよ。
 
 
今回はパラリンピックの問題点について、詳しく解説します。後半には私自身が車椅子ユーザーなので、感じる問題点を記載してみました。それではいってみましょう。

 

 

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パラリンピックがもたらしてきたものとは?

 
パラリンピックのもととなる障害者スポーツの起源は、第2次世界大戦の終戦後に負傷兵へのリハビリテーションの一環として、イギリスの医師によって始められたものなのです。


 
 
細々と開始したこの活動は徐々にワールドワイドに拡大し、一大スポーツイベントと定着しました。1960年の第1回パラリンピックローマ大会から2020年開催予定の第16回パラリンピック東京大会に至るまで、ちょうど60年が経過することになります。

障害者スポーツを通して障害への理解や人権への配慮と社会福祉の向上等が図られ、自立心や生活の質の向上が促されることにもなりました。つまりパラリンピックは、障害者を取り巻く多くの社会問題や個人の人生に大きな影響をもたらしてきたと言えるでしょうね。

しかしながら、数々の問題が指摘されるようになってきました。次の章からは、パラリンピックの問題点について解説していきたいと思います。
 

パラリンピックの問題点①

 
パラリンピックは障害者が競い合う場として始まったのですが、勝利するためにはトレーニングメニューが必要です。すなわち、高度な練習を積むためには優れた環境が必要で、必然的に係る費用負担も高額に上りスポンサーの存在が注目されるようになってきました。

またハイレベルな選手になればなるほど、普段から口にする食品や栄養補助食品も摂取する必要があるのです。


 
 
この点についてもコストが発生することになります。どうしても選手個人で全ての費用を賄うことは難しく、支援を提供してくれるスポンサーの存在が勝敗を左右するといっても過言ではないのです。
 

パラリンピックの問題点②

 
障害者スポーツは公平にするため、障害のレベルによりクラス分けがされます。このことで同じ競技においても、クラスごとに優勝者が異なるのです。


 
 
そのためパラリンピック競技の金メダル価値が、低くなってしまう問題点が指摘されています。

しかしクラス分けを実施しなければ、競技の公平性は保てません。障害のレベルで勝敗が決まってしまうのは事実。言い換えれば、障害者スポーツを支える根幹の要素を否定することになるのです。

公平性(平等)と競技成績の価値(差異・格差)を、両立させていく難しさは、特有の問題と言えるのでしょうね。
 

パラリンピックの問題点③

 
障害者スポーツのクラス分けは医師や理学療法士といった専門知識を有する資格者によって、身体状況を慎重に確認しながら実施されます。しかし、選手が悪意で自分のレベルを偽るケースが報告され、問題となっていますね。

たとえば、視覚障害があると偽りながら実際に視力が1.5あったという内容。知的障害があると言い、健常者が競技に参加していたこともあります。

また障害者スポーツのアスリートは義足や義手の補装具を必要とする場合が多くあり、この良し悪しで記録の影響が受けるのです。素材の材質や機能、扱いやすさやフィット感、耐久性などの違いや競技能力までもが左右することもあります。

当然のことながら良質な補装具は価格的にも高価であり、安定して入手し続けるためには豊富な資金力が必要です。この関係で発展途上国よりは、経済的に豊かな先進国の選手が有利になりがちであると問題視されています。
 

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パラリンピックの問題について当事者が考えてみた

 
申し遅れましたが、私は19歳の時に車の事故で首の骨を折り、頚髄を損傷して車椅子で生活をしています。障害を持ってからは車いすツインバスケという障害者スポーツを、趣味と健康のために行っているのです。


 
 
私は現役の選手でありアスリートの端くれでもあるので、感じる問題点についてお伝えさせていただきます。
 
 
私が住んでいる地域は富山県で、チームが東海ブロックに所属しているのです。年2回の大会があり、春は愛知県で開催し秋に残りのチームで持ち回りになります。
 
 
過去に富山県でも大会を開催しました。それについて書いた記事があるので、お時間がある際にお読みいただけるとありがたいです。

スポーツイベントの企画!場所選びが重要ポイントになる理由とは?
スポーツイベントの企画で、場所選びが重要ポイントになるのをご存知ですか?実際に私自身、イベントとなる車いすツインバスケの大会を開催していろいろ知っているのです。ちゃんとした理由がありますからね。 今回は健常者から障害を持っ...

 
 
毎回の大会に参加して思うのが、観客が少ないことですね。どこの県で開催する際もボランティアは多く集められますが、見に来る人がいないに等しいのです。

パラリンピックは世界の大会なので、そんなことはないでしょう。それでもオリンピックよりは必ずと言っていいほど、観客が減少するはずです。これらを踏まえて東京パラリンピックに向け、早急な対策が必要になるのでしょうね。
 
 
観客の声援は、記録への後押しにも繋がるのです。このことに対応してもらえることを、願っています。
 

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まとめ

 



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2020年の東京パラリンピックまで、あともう1年になりました。ここで伝えた問題点は、全てが解決できないかもしれません。それでも国を挙げて、改善させる努力が必要と思うのです。素晴らしい大会ができることを、お願いしたいですね。
 
 
 

はじめまして、頚髄損傷者のまっつんです。

健常者から障害を持つようになり、車椅子で生活していることでの感じた考えを綴ろうと思います。

共感していただければコメント欄からどしどし書き込んでもらえると幸いです。

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コメント

  1. やまと76ERS より:

    大学入試の資料として一部を使わして貰ってもよろしいですか?

    • まっつん より:

      お返事ありがとうございます。

      このような記事を活用していただけるというお言葉、感謝します。

      ぜひご利用くださいませ。^^

      ありがとうございました。

  2. 神那 より:

    学校で行うプレゼンテーションでこの記事を使わせていただいてもよろしいですか?

    • まっつん より:

      はじめまして。
      お返事ありがとうございます。

      こんな記事でよろしければご利用ください。
      ありがとうございます。m(__)m