障害者は結婚するにあたり、女性に求めてはいけない内容があるのをご存知ですか?私自身、結婚しようと考えましたが見事に失敗したのです。なかなか難しいですね~。^^;
今回は健常者から障害を持って長い私が、障害者が結婚する際に気を付けたい内容についてお伝えしたいと思います。私のように、失敗して欲しくない一心で書き上げました。少しでも参考になれば、書いた甲斐があります。それではいってみましょう。
障害者が健常者の女性と結婚 メリットとは?
私は、身体障害者手帳1級を持つ頚髄損傷者です。19歳の時に車の事故で首の骨を折り、車椅子生活を送っています。
こんな私でも、結婚に憧れる時期がありました。誰だってあると思います。実際に障害者の結婚相談をされる方も多いようです。婚活で結婚相談所を利用する人も多いと結果が出ていますからね。
住んでいる場所が、田舎だからでしょうか?結婚してはじめて一人前の考えが、根強く残っていますから。自分自身を、認めてもらいたかったのでしょうね。
ところで、障害者と健常者の女性が結婚すると、お互いどんなメリットがあるのでしょうか?ちょっと書き出してみますね。
- 心の支えになる
- 喜びも悲しみも共有できる
- 障害者割引が使える
まだまだあるのかもしれませんが、あまり思い浮かびませんね~。^^;
次の章では、私が失敗した経験から言える意識の違いと注意点をお伝えさせていただきます。
障害者が健常者の女性と結婚 意識の違いとは?
私は19歳の時まで健康な体だったため、どうしても恋愛対象者が健常者の女性となってしまいます。
過去に、バツイチ看護師さんと結婚を前提に半同棲していたことがあります。他県の人だったけど隣の市に引っ越しまでしてくれたので、真剣に結婚を考えたのです。
元彼女はマンションに住んでいましたが、週の5日は私の家に来て泊り仕事場へ行っていました。私の両親や弟夫婦ともよく一緒にご飯を食べたりと、仲睦まじいと思っていたのですが・・・。
付き合いだして2年くらいたったころ、ある日、やんわりと私の両親についての愚痴を言われたんです。最初は我慢していましたが、日に日に強く文句と捉えられるような言われ方をされ、「この人とは無理だな・・・。」って思ってしまいました。
さらに決定打もあったのです。浮気をされてしまい、ついには4年もの長い付き合いに終止符を打ったのでした。
この経緯もあり、半同棲している中でいくつか考えさせられる点があったのです。元彼女が嫌気を指し、浮気を引き起こす原因になったのかな?という思いも含めて・・・。
障害者が健常者の女性と結婚 注意点とは?
見出しにも書いた注意点、気になると思います。この内容が相手に伝わったから、他の男性に目が移ったのではないかと深読みしてしまいますね。
何を隠そう、介護についてです。
実際に言われた言葉に、「私をヘルパーとしか思っていない!」このように思われたことに対し、非常にショックでしたね。
私の入浴介助は、普段からヘルパー事業所に、依頼しています。ただ、たまに彼女が入浴させてくれました。トイレで失敗した際、文句も言わず処理してくれたのです。
今考えると、そのときの私の態度がやってもらって当然のように見えたのでしょうね。
その体験からわかったのが、本当に1人の健常者の女性と結婚を考えるなら思っていけないのがこちら。
- 女性に自分の介護を全部任せる
- 養ってもらうという甘い気持ち
いわゆる、他力本願の気持ちで結婚すると相手に全部伝わって苦痛となり、喧嘩の原因になります。離婚の引き金にもなりかねません。
だって健常者は、健康な限り介護も必要ありませんし、いたって普通に生活できます。間違っても他力本願の気持ちを持っていると、私のように失敗してしまいますよ。
ではそうならないための、解決策はあるのでしょうか?
障害者が健常者の女性と結婚 解決策はあるの?
健常者の女性と結婚を考えた際に他力本願が失敗を引き起こすことは、理解できたと思います。解決策はあるのでしょうか?
当時この考えが私にあれば別れることもなく、今も幸せに暮らしていたかもしれません。
2つあるので、お伝えさせていただきますね。
障害者が健常者の女性と結婚 解決策①
まずは自分自身の介護をすべて任せるのを防ぐのに、個別支援計画を立ててもらいましょう。
過去に書いた記事があります。お時間がある際に、お読みいただければありがたいです。
市役所の福祉課に連絡後、福祉事務所職員と相談支援専門員が訪問してくれます。あなたの情報を聞き取って、サービス利用等の個別支援計画を作成してくれますよ。この際に、希望している内容をシッカリ伝えましょう。
私は週2回の入浴介助と、月2回の訪問看護を、今現在は利用していますね。
結婚を考えている女性に介護面をすべて求めてしまうと、ものすごい負担となります。突然のアクシデント以外は、極力お願いしないように考えた方がいいです。結果的に女性の負担も減り、円満に過ごす事が出来ます。
障害者が健常者の女性と結婚 解決策②
健常者の女性と結婚を考えるのであれば、養ってもらうという甘い考えもやめておいた方がいいでしょうね。私の結婚している友達数人に聞くと、大概ケンカの原因になるのが、お金に関することが多いと言っていました。
好きな人とは、それくらいのことでモメたくないです。一人の女性を面倒見るくらいの収入を、確保していなければいけません。
ハッキリした金額を表せば、最低手取り25万円は必要です。理由として健常者での老後の夫婦生活で、30万円あればゆとりのある生活が送れると言われています。
障害者は健常の高齢者より、幾分保障されているために若干低く設定しました。生活を考えれば、多ければ多いほど良いです。
そのためにも自動車免許証取得し、自立して稼ぐことも考えないといけません。
これも、過去に書いた記事があります。お時間がある際に、お読みいただけるとありがたいです。
まずは、お金を稼いで自立することを考えれば結婚に近づくと思いますよ。実際に未婚の人が多い現実もあるので、紹介してもらうのに相談所を利用するのも手です。幸せをつかむために頑張りましょう。陰ながら応援しています。
まとめ
今回、障害者が健常者の女性との結婚について経験をもとに書いてみました。いかがだったでしょうか?
私のような過ちは、引き起こさないようしていただければ幸いです。
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- 障害者が健常者の女性と結婚 メリットとは?
- 心の支えや障害者割引が使用できる
- 障害者が健常者の女性と結婚 注意点とは?
- 他力本願の気持ちを持っているのは駄目
- 障害者が健常者の女性と結婚 解決策はあるの?
- 個別支援計画を立ててもらい、福祉サービスや訪問看護を利用する
- 自動車免許証取得し、自立して稼ぐ
何でも自分自身ですることが、結婚に向けての前向きな考えになるのではないでしょうか?他力本願は、チョット頼りない気がします。
結婚して幸せに過ごせることを、願っておりますね。
コメント
33歳の現在入院中の独身男性です。
青信号をバイクで直進していたら、信号無視したトラックに追突されて、右の5番〜7番までの頸髄損傷で右腕麻痺と両下肢麻痺です。
恥ずかしながら、ずっと交際経験もなく自由気ままに生きてきましたが、長い入院生活を通じて、1人ぼっちの人生は淋しいと思い、結婚を真剣に考えるようになりました。いま、惚れている人がいてたまたま看護師の方です。ダメ元で退院が近くなったら告白してみます。
退院後は麻痺が残りますが、自立したいので両親は大反対しますが、車の運転免許はあるのですが、条件付きで乗れるようにリハビリ頑張ります。障害者になると周囲が変な気を使って、大切なお金の事とか、訪問看護の事とか本音でしゃべってくれないので、この記事を書いた勇気と思いやりに感謝します。本当の事を教えて頂き、ありがとうございます。
あなた様が結婚して幸せな人生を送ることを願うばかりです。
お返事ありがとうございます。^^
33歳ですか。
お若いので、ぜひ惚れた方に告白されてみて下さい。
たとえダメだったとしても、
今告白しなければ、ずっと後悔してしまうことになりますからね。
私も恋愛経験は豊富ですが、
いくつもの場面で、告白しなく後悔していることが多いですから・・・。
車の運転も頑張ってくださいね。
これが出来るのと出来ないのとでは、
本当に大きな差になりますからね。。。
私は多分、結婚しないと思います。^^;
今は車いすツインバスケのことで、
頭がいっぱいです。
マフィーさんが成功することを、心よりお祈りします。