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聴覚障害者とのコミュニケーション方法とは?関係者を取材してみた!

障害者

 
 
聴覚障害者とのコミュニケーションにどんな方法があるかご存知ですか?私は普段からよく接しているので、知っています。耳が聞こえない人とのコンタクトって、なかなか難しいのです。
 
 
今回は聴覚障害者とのコミュニケーションについて、詳しく解説します。後半には、直接に関係者を取材した内容を記載してみました。それではいってみましょう。

 

 

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聴覚障害者とのコミュニケーション方法とは?

 
聴覚障害者と聞くと耳が不自由なので、どうやって会話するの?と、疑問を持たれる方が多いと思います。これには、3つの方法があるのです。
 
 
こちらになります。
 

  • 筆談
  • 読話
  • 手話

 
1つ1つジックリと、解説させていただきますね。
 
 

筆談

 
一番簡単になるのが、文字を書く筆談という方法です。

筆談
 
 
これは文章での説明になります。ただ紙とペンがいるため、もしものためにメモ帳や筆記用具を持っていないといけません。速く正確に書ける必要があるので、ちょっと大変な作業ですね。
 
 

読話

 
読話というのは、聞きなれない言葉だと思います。要は、口パクでの会話です。

読話
 
 
聴覚障害者は読唇術(とくしんじゅつ)という唇の動きから発話の内容を読み取る技術を持っておられる方が多くいます。ゆっくり喋ると、大体は把握してくれるので大丈夫ですよ。この方法だと紙もペンもいりませんので、誰でも簡単にできると思います。
 
 

手話

 
聴覚障害者とスムーズに会話するのであれば、手話が一番いいのでしょうね

手話
 
 
ただ、メリットとデメリットがあります。
 

    【メリット】

  • 静かに会話ができる
  • 騒がしい場所でも、手を見て会話ができる

 

    【デメリット】

  • 暗い場所では使えない
  • 手話の種類が豊富過ぎて、高齢者だと覚えにくい

 
私自身は手話ができませんので、聴覚障害者とは読話で会話しています。また私の友人に手話通訳者になろうと勉強をしている人がいるので、間に入ってくれて安心なのです。
 
 
3つの方法を見てきましたが、やはり聴覚障害者とジックリ深く会話するのであれば手話に勝るモノはありません。しかし語彙ごいが豊富であるため、覚えないと使いこなすのが難しいです。

では手話は、どこで習えるのでしょうか?
 

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聴覚障害者とのコミュニケーション 手話はどこで習えるの?

 
申し遅れましたが、私は19歳の時に車の事故で首の骨を折り、頚髄を損傷して車椅子に乗って生活しています

重度障害者ですが、コミュニケーションは誰とでもできますよ。健常者のときから、仲良くなるのが得意でしたからね。
 
 
ところで私は障害を持ってからは車いすツインバスケットボールという障害者スポーツを、趣味と健康のために行っています。上記の手話の章で話した友人とは、チームの選手なんです。

選手
 
 
また私は障害者スポーツ指導員としても活動しており、聴覚障害者と接する機会がよくあります。その関係から、手話がどこで習えるのか調べてきました。
 
 
まず手話を習おうとすれば、3通りがあります。以下の方法です。
 

  • 各市町村講座(問合せ:各市町村社会福祉協議会)入門・基礎-2年間 教科書代:約5,000円
  • 手話サークル(問合せ:各都道府県聴覚障害者協会)年会費:約1,000円~2,000円
  • 通信検定(問合せ:手話技能検定協会)教材代:約1,000円~10,000円

 
料金を記載しましたが各市町村講座と手話サークルの場合、地域や場所によって教科書代や年会費が違います。その点は、ご確認いただければ幸いです。

また通信検定の場合はネットで『手話技能検定協会』と検索すれば、たくさん出てきますよ。
 

手話を習うのならどの方法がおすすめ?

 
上記3つの方法がありますが、どれがおすすめか気になりませんか?

そこで同じチーム内の手話通訳者を目指している選手に聞くと、「各市町村講座 + 手話サークルを2通りやったほうが能力が増す」、と言っていましたよ。

お手軽で簡単に始められる通信検定という方法もあるでしょうが、生で聴覚障害者とのコミュニケーションができません。やはり当事者と直接手話をする方が一番学べると、言っていましたね。

確かにマニュアルだけ見て学ぶのは、リアリティーがありません。

リアル
 
 
ちなみに手話通訳には2種類あり、以下のようになっています。
 

  • 手話通訳士(全国で活動)
  • 手話通訳者(県内で活動)

 
手話通訳士のほうが狭き門のようですし、そうとう頑張らないと合格できないようですね。資格自体は国家資格ではないのですが試験に辿り着くまでの経過も難しいようで、友人も苦労してると言っていました。ただ手話サークル自体は楽しいみたいですし、いつも嬉しそうに話していますよ。
 
 
まずは日常会話が出来るように、学ばれてみてはいかがでしょうか。新たな世界が、きっと発見できると思いますよ。
 

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まとめ

 
今回、聴覚障害者のコミュニケーション方法について解説しました。意外と知らない内容で、やってみようと思われた方も多いのではないでしょうか?何事もチャレンジが必要ですね。
 


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    聴覚障害者とのコミュニケーション方法は?

  • 筆談・読話・手話という方法がある

 

    手話はどこで習えるの?

  • 各市町村講座・手話サークル・通信検定で習える

 

    手話を習うのならどの方法がおすすめ?

  • 各市町村講座 + 手話サークルを2通り実践

 
手話ができる人を見るとカッコよく見えてしまうのは、私だけでしょうか?コミュニケーション方法には、いろんなモノがあります。覚えると、世界観が広まると思いますよ。
 
 
 

まっつん

はじめまして、頚髄損傷者のまっつんです。

健常者から障害を持つようになり、車椅子で生活していることでの感じた考えを綴ろうと思います。

共感していただければコメント欄からどしどし書き込んでもらえると幸いです。

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