障害者の運転免許更新方法をご存知ですか?私自身、何回もしたことがあるのです。まだ経験のない障害者にとって不安だと思います。私がそうでしたからね。^^;
そこで今回は、健常者から障害を持って長い私が、障害者の運転免許更新方法の内容についてお伝えしたいと思います。記事の中ごろには、おすすめの時間を記載していますよ。少しでも参考になれば、嬉しい限りです。それではいってみましょう。
障害者と車 運転免許の更新はどこで?
車を運転する人は、必ずしなければならないのが運転免許の更新です。更新日を忘れていたとしても、自宅にハガキが届きます。
私の自宅に、目隠しの状態で届いたのを開いて写真を撮ってみました。ボカシで補正してありますが、だいたい同じ内容と思います。
障害者が運転免許を更新するのは、適性検査を行った場所でもある運転免許センター(運転教育センター)です。各都道府県にあるので、指定された更新期間内に行くのがいいでしょうね。
手続き期間は、誕生日の前後1ヶ月の間。私の場合は3月22日なので、2月22日~4月22日に行かなくてはいけませんね。
ちなみに、持参するものがこちらです。
- 運転免許証
- 更新連絡書(ハガキ)
- 高齢者講習終了証明書(70歳以上の方)
- 外国籍の方は、在留カード、特別永住者証明書、旅券等、在留期間を証明できるもの
- 運転免許更新手数料 2,500円
- 講習手数料 優良運転者500円 一般運転者800円 違反運転者1,350円 初回更新者1,350円
仮に更新期間を過ぎてしまった場合でも、ハガキを持参して手続きさえすれば新しい免許証が交付されますよ。
もし交通事故で入院し、健常者から障害者になった場合でも入院証明書さえあれば大丈夫。更新日を過ぎて3年までになりますがね。私自身も過去に経験しました。
以前に、免許取得プロセスの記事を書きましたので、時間がある際にお読みいただければありがたいです。
場所や期間、持参するものは理解できたと思います。それでは、どのように更新すればいいのでしょうか?
障害者と車 運転免許センターとは?
運転免許を更新する場所は、上記でもお伝えした通り運転免許センターです。更新センターという場所もありますが、後日、運転免許証上の住所地を管轄する警察署で交付、又は郵送になるので、スムーズではありません。素直に、運転免許センターへ行ったほうがいいです。
更新ができるのは、平日と日曜日になります。下記の日はお休みなので、注意お願いしますね。
- 土曜日
- 祝日
- 振替休日
- 年末年始(12/29~1/3)
日曜日が行なっててありがたいですが、休みを利用して行かれる方も多いので連休明け同様に混雑します。
一番に空いているのは、平日の午後です。
おすすめの時間はあるのでしょうか?
障害者と車 運転免許更新のおすすめ時間とは?
私が行った火曜日に、どんな場所なのかわかるよう写真を撮ってきました。
時間は12:30くらいですね。平日の午後開始時間13:10の前でもすでに行列となっているのです。週末は、この数倍の人が並びますよ。
実をいうと、受付開始時間は13:10からとなっていますが、13:00から始まります。意外と知られていない内容です。
だから、平日の12:30には運転免許センター内に入り順番の列に並ぶのがいいですよ。イライラせず手際よくできますから。
ではどんな手順で、更新手続きをするのでしょうか?
障害者と車 運転免許の更新手続きは?
上記写真を見るとわかりづらいですが、①の奥に②~⑤までの番号があるのです。ここでは順番に沿って、下記のような作業をします。
- 運転免許更新手数料・講習手数料を払う
- 必要事項や病気等の質問票を記入
- ICカード化4桁の数字2組の暗証番号を記入
私は母に付いてきてもらいましたが、仮に車椅子ユーザー一人の場合でも職員の方が手伝ってくれますよ。
写真のさらに奥で⑥⑦⑧の工程が残され、内容がこのようになります。
- ⑥適性検査
- ⑦適性検査の確認書類を出す
- ⑧運転免許証の写真撮影
健常者の方は適性検査で目の視力を測りますが、この測定器は車椅子ユーザーにとって非常に使いづらい作りとなっているのです。そこで個室に移動させられ、車椅子のままでも測定できる機械で目の視力を測られます。
同時に、ハンドルやブレーキ操作が可能かと手の動きも見られますね。適性検査は各都道府県によって違い同じ内容と一概には言えませんが、数分もかからない簡単なものです。
その後は書類を出し、車椅子に座ったままで、写真撮影をします。終われば、免許証が出来上がるまで講習が行われるのです。
ここまでくれば残りわずかですが、記事の上部に掲載した更新連絡ハガキの写真を覚えておられますか?
運転者区分の欄が優良運転者という、ゴールド免許証なんです。と言われても青い表示をされる一般運転者の方は、何のことかわからないと思います。何かメリットがあるのでしょうか?
障害者と車 運転免許(ゴールド)のメリットとは?
違反を全くしていないために与えられる称号が、ゴールド免許証です。捕まらないのにも、運があるのですがね。
個人情報と変な顔してたので、黒く塗りつぶしました。ご了承願います。^^;
ただ一般運転者とは違い、メリットがあります。
- 更新時の講習が30分で終了する
- 免許証有効期間が5年間
- 自動車保険が割安となる
いろんな特典は付いてきますが、70歳以上でゴールド免許証の方は4年間の有効期限ですね。
これとは打って変わって講習時間と有効期間は、ちょっと変わってきます。
- 一般講習(1時間)- 過去5年間で軽微な違反を1回のみされている方
- 初回講習(2時間)- 運転免許取得5年未満の方
- 違反講習(2時間)- 違反行為の累積点数がある方
- 青色免許証(71歳以上も含む) - 有効期限が3年
私は過去にスピード違反で、連続して捕まった事があります。その時は、更新日以外で講習に呼び出されましたよ。
違反をすると、時間とお金の工面も大変になります。また更新時の講習時間も長くなり、スムーズにいきません。
一番の最善策は、安全運転で優良運転者を目指すことです。簡単に運転免許証も、更新できますからね。応援しています。^^
まとめ
今回、障害者の運転免許更新について経験をもとにお伝えしました。いかがだったでしょうか?
安全運転をすることが、他人に迷惑をかけないためにも一番の良いことなんです。
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- 障害者と車 運転免許の更新はどこで?
- 各都道府県の運転免許センター(運転教育センター)
- 障害者と車 運転免許更新の手順とは?
- 運転免許センター内の番号に沿って更新手続きをする
- 障害者と車 運転免許更新のおすすめ時間とは?
- 平日の12:30に運転免許センター内に入って並ぶ
- 障害者と車 運転免許(ゴールド)のメリットとは?
- 更新時の講習が30分で終了する
- 免許証有効期間が5年間
- 自動車保険が割安となる
車は私たち障害者にとって、移動手段に欠かせない存在です。運転免許証を失わないためにも、安全運転を心掛けるのがいいですよ。特典が付いてきますからね。^^
コメント
初めまして、
私は高齢者で障害手帳有ります、ギランバレーで足の筋力が弱いですが近距離だと杖で移動は可能です。
先日、高齢者講習を終えて更新に行きました。
日曜の午後で15時辺りに行きましたが、ガラガラでした。
当方の地域は、最初の書類手続きはATMの様な器械でした、
しかし、その後は過去と同じでしたね、でも視力検査時に体の具合を見て
「片足で立てますか?」等の質問をされましたが、無理ですと言うと別室での
審査になりました。
(ここで障害手帳を見せれば良かったのかな?と後で思いましたが提示してません)
前の更新以降に体が悪くなったのでは?と思ったのかも知れません。
この時間が長かった感じがしました。
内容的には前の更新時と同じ事を訊かれました。
なので、言いたいのは視力検査時に障害手帳を提示した方が良いかも?なんです。
余計な質問をされないかも知れませんから。
それと、付き添いの人が居た方が良いかも知れませんが、居なくても出来そうです。
はじめまして。
お返事ありがとうございます。
日曜日の更新でガラガラなのは凄いですね。。。
更新時の障害者手帳提示かどうかですが、
最初から提示されれば優遇されるかもしれません。
ただこれは検査する人にもよるので、
何とも言えませんね~。。。
自分は一回目の適性検査で落とされましたが、
自分よりレベルの悪い人が更新に行き、
合格になった場合もありますし。。。
ただ障害者手帳を掲示しておけば、
いざ大事故した時に問題にならないと思うので、
次回からは提示したほうがいいと思います。
参考にどうぞ。