障害者スポーツ協会とは？助成金の内容や事務局長と密に接するには？

 
 
障害者スポーツ協会の存在をご存知ですか？

私は車いすツインバスケの代表を任されています。そのため接していることが多いのですが、非常にメリットが多いのです。もし障害者スポーツに関わられている方であればそのことを知っておくと役に立つと思い、この記事を書こうと考えました。
 
 
今回は健常者から障害を持って長い私が、障害者スポーツ協会の存在といろいろについてお伝えしたいと思います。後半には役立つ助成金があるので、その詳細についても説明させていただいていますよ。それではいってみましょう。

障害者スポーツ協会とは？

 
まず我が国には、障害者スポーツ協会の大本となる日本障害者スポーツ協会と言う団体が存在します。
 
 
その歴史と目的内容がこちらです。
 

 
やはり障害者というだけに、パラリンピック東京大会が大きな原動力になったのは頷けますね。

 
 
なお昭和40年に厚生省（現 厚生労働省）の認可を受け、設立されました。

まっつん

国を挙げての組織でもあり、日本障害者スポーツ協会内に日本パラリンピック委員会が設置されていますよ。

 
 
また全国の各都道府県や指定都市に、合計で56ヶ所の障害者スポーツ協会があります。下記リンク(都道府県・指定都市障害者スポーツ協会協議会）を見てもらうとわかりますが、大阪や京都のような大きな都市だと2つもあるのです。

都道府県・指定都市障害者スポーツ協会協議会
（クリックするとPDFが開きます）
 
 
国や各都道府県にあるので、障害者スポーツを普及させる意味からも重要な存在と理解できるのではないでしょうか？ただ、どうやって接点を持てばいいか疑問になると思うのです。
 
 
それでは次の章で、私が普段から行なっている方法を詳しくお伝えさせていただきますね。
 

障害者スポーツ協会と接点を持つ方法とは？

 
私は車いすツインバスケの代表であるため、県の障害者スポーツ協会と普段から接点があります。だけど、これまでは年に2回の代表者会議に出席というだけで多くの職員の方とお話しがほとんどできず、何でも言い合える間柄までにはなれなかったのです。
 
 
そんな私でしたが、初級 障害者スポーツ指導員の資格を持っていました。

 
この資格が、障害者スポーツ協会と私を結ぶ懸け橋になってくれたのです。
 
 
ちなみに、学校を卒業しなくても講習会の受講で資格取得することができますよ。過去に書いた記事がありますので、お時間がある際にお読み頂けるとありがたいです。

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各地域には障害者スポーツ協会とよく似た名前の、障害者スポーツ指導者協議会という別の団体が存在します。

 
この2つは障害者スポーツを支える意味で、深く繋がっているのです。さらに実を言うと、私自身は今年の4月から指導員を取り仕切る指導者協議会の事務局長を任されることになりました。
 
 
また普段から私はその関係で県の障害者スポーツイベントの開催時に、運営協力へ行くようしています。すると協会の職員さんや県の福祉課の人ともお会いでき情報交換もできるため、非常に濃い時間を過ごせるのです。
 
 
でも、「手足が不自由なのに協力って何ができるの？」と思われるかもしれません。

写真は、フライングディスク大会時に表彰部門の景品分けをしたときですね。私のようにたとえ手足が不自由でも、一人でできる内容が与えられるので協力できるのです。

 
 
だから、「足手まといになるのでは？」と心配する必要はないと思いますよ。

それでは次の章で、さらに踏み込んだ内容の県の障害者スポーツ協会 事務局長さんと密に接する方法をお伝えさせていただきますね。
 

障害者スポーツ協会の事務局長と密に接するには？

 
上記の章で、私は普段から指導員の運営協力に参加していると言いました。このとき県の障害者スポーツ協会の事務局長さんに、話かけるようしています。

写真は協会の方々や県の福祉課担当の方、スポーツ指導員の方々で撮ったものです。

 
 
密に接する方法ともったいぶらせましたが、これだけなんです！

私はこの内容を実践することにより、存在を知ってもらえています。そのおかげからか、冗談の言い合える仲にまで発展させていただきました。ということは結果的に、相談も乗ってもらえるってことに繋がると思いませんか？
 

障害者スポーツ協会と接してのメリットがあるの？

 
障害者スポーツ協会や事務局長さんと接し、「何かメリットはあるの？」と疑問を持たれる方もおられるでしょう。私の場合は、車いすツインバスケの普及についていろいろお話した事があったのですが、親身になって聞いてもらえました。
 
 
その後まずは広く知ってもらう意味からも、障害者スポーツ指導員の方を対象に車いすツインバスケの講習会を開いてもらったのです。写真は、車椅子からバスケ用車椅子の移乗をデモ（説明）している様子ですね。

 
 
こうやって指導員の方に生で見て実践してもらえると、理解されるのが早いですよ。今では興味を持たれた数人の方が、毎回の私たちが行う練習に参加されていろいろ手伝ってくれています。
 
 
また、事務局長さんと接して更にありがたかったことがあるのです。車いすツインバスケの大会を開催する体育館を借りる際、手伝ってもらえるようお願いしたときは快く引き受けてもらえました。しかも実際に借りることができたので、感謝してもしきれないです。
 
 
この他に、役に立つ助成金についてのアドバイスもしてもらえました。次の章ではその内容について、お伝えさせていただきますね。
 

障害者スポーツ協会の助成金とは？

 
障害者スポーツ協会には、障害者スポーツを普及させる活動に助成される活性化事業助成金というものがあります。私たちチームは、昨年の東海ブロック大会 主観チームとなって大会を開催しました。写真は、その閉会式時のものです。

 
 
これとは別に車いすツインバスケの教室をサブアリーナ片面で同時開催することにし、活性化事業助成金を申請したのです。その教室の様子が以下になりますが、大盛況でしたよ。

決定された助成金の金額は15万円で、チーム紹介のパンフレットやノベルティを製作し有効に活用させていただきました。

 
 
ちなみに申請するときや終了後は、数点の書類を提出しないといけません。
 

• 助成金の申請時の書類（3点）
• 事業の終了後の書類（2点）

 
富山県を例にして助成金と書類の詳細は、点線枠内に記載しておきますね。平成30年度の募集は終わったので、来年の参考にしていただければ幸いです。
 

まっつん

都道府県によって違う場合があるので、お近くの障害者スポーツ協会までお問い合わせいただければと思います。

 
 
申請時の書類記入は、慣れないと大変かもしれません。しかし私のチームは今年もこの助成金に申請し、見事に決定しました。

小中学生を対象に、車いすツインバスケの教室を開催します。昨年より少ない13万円ですが、普及に貢献したいです。あなたも大会をするなどあれば助成金を利用することによって、役に立つと思いますよ。
 
 
このようにいろいろ考えると、持ちつ持たれつという精神が生み出している関係性ではないでしょうか？あなた自身が障害者スポーツに関わるのであれば、県の障害者スポーツ協会はもちろん重要な存在です。

また私のように事務局長さんや職員さんと普段から接しておけば、何かとメリットがあると思います。お勧めしておきますね。＾＾
 

まとめ

 
今回、障害者スポーツ協会のことを中心に経験にもとづいて書き上げました。いかがだったでしょうか？
 
 
たくさんの知り合いができれば、何でも協力してもらえると思いますよ♪
 

 
事務局長さんと接することは、障害者スポーツを行っていく上で重要なのです。私は何度も、お世話になりましたからね。
 
 
本当に、頼もしい存在ですよ。