障害者が車を買う、簡単な方法があるのをご存知ですか？私自身、その内容で購入したことがあるのです。車は高価な買い物なので予算もそうですが、いろいろ考えて選ばないといけません。
今回は健常者から障害を持って長い私が、車を購入する方法についてお伝えしたいと思います。後半には、おすすめのプランを紹介していますよ。それではいってみましょう。
障害者が車を購入 金融事故の理由とは？
車を購入することを考えると、真っ先に思いつくのがローンだと思うのです。ただ私は過去に親の借金のため、金融事故を引き起こしたことがあります。
使い道は贅沢じゃなく手形の返済だったのでまだ許せたんですが、正直「勘弁してほしいわ」と思いました。
その後親父の借金は、私と弟がお金を出し合って何とかなり、今も大事に至っていません。落ち着いた際に母が、私の断りもなく過払い金請求を勝手にしたんです。これも金融事故に該当しますが、時期は定かではありませんでした。
上記内容は全て母から事後報告だったので、「ふざけんな！」と両親を憎みましたよ。だけど親父のワンマン経営で強引に経理をしてた母も苦労してたし、このときは仕方ないと腹をくくりました。
※金融事故 - お金を借りた場合、返済が行われなかったり大幅に遅延したこと（債務整理も該当）
こんな経緯があって、クレジットにお願いする際は心配だったんです。
実際、過去にこのようなことがありました。
- 2台目を購入時の審査に落ちた
- ETC専用のクレジットカードを作れなかった
※今回の購入は3台目
※ETCはパーソナルカード利用（クレジットカードを持つことができない人でも作ることができるETCカード）
でも5年以上経っていたので、ブラックリストには載っていなかったようです。
※ブラックリスト – 債務整理をした場合、各信用情報機関にその情報が5年間登録されること
私のような重度障害者でも、新車を購入のクレジット契約ができました。＾＾
（金融事故のない障害者の場合は、審査に受かりやすいです。）
障害者が車を購入 私が利用した方法とは？
まず、購入したTOYOTAのプリウスαをご覧いただければと思います。
自宅の前で、思わず撮ってもらいました。車椅子から乗り移りしやすいようにモデリスタのローダウンサスをはき、若干ですが車高は下げています。
※ローダウンサス - 車高を下げるスプリングのこと
やっぱり新車って最高です。大事に乗らないといけませんね。
私は税務署のほうで、個人事業主として登録しています。そこでマイカーローンを謳っている銀行に、個人事業主として借り入れできるのかを電話で聞いてみました。しかし収益がまだまだ不安定で、もうちょっと判断しないとダメだと言われたのです。
なかなか障害者が借り入れするのは難しいですね。
「どうやって新車を購入出来たの？」
私が行った方法は、「自動車ディーラーにお願い作戦」です。というのも日本車はもちろん、どこの車種メーカーでもクレジットプランが存在します。
私の場合、たまたま知り合いのお父さんがTOYOTAカローラ店の店長だったのです。そこで知人を通して電話でお願いし、店長のお父さんに何回も自宅に来てもらい、プリウスαの購入にこぎつけました。利用したのがトヨタグループが運営の自動車クレジット、トヨタクレジットです。
今回はトヨタクレジットの紹介ですが、その他の自動車会社にも存在しますよ。
- 日産 － ニッサンオートクレジット（ﾌﾟﾗﾝ：3～72回、融資額：10～400万円まで）
- ホンダ － ホンダファイナンス（ﾌﾟﾗﾝ：3～84回、融資額：10～400万円まで）
- マツダ － マツダクレジット（ﾌﾟﾗﾝ：3～73回、融資額：10～300万円まで）
- 三菱 － MMCダイヤモンドファイナンス（ﾌﾟﾗﾝ：3～120回、融資額：10～400万円まで）
- スズキ － スズキファイナンス（ﾌﾟﾗﾝ：3～60回、融資額：10～300万円まで）
- ダイハツ － ワンダフルクレジット（ﾌﾟﾗﾝ：3～61回、融資額：10～300万円まで）
このようなメリットがあります。
- 審査が早い
- 比較的、審査が甘い
- 最長72回ゆとりのお支払いプランがある
- 生活に合わせて、お支払い方法が選べる
ほとんど審査に通るのですが、私のように、過去に金融事故があったり（5年以内）、連帯保証人がいないときに落ちる場合があるのです。
もし利用できなかった場合でも、いくつかの方法があります。過去に私が経験した内容と、調べたことをもとに書いた記事があるので、参考にしていただけると幸いです。
これを読むことで、その他車を購入する2つの方法を知ることができますよ。
障害者が車を購入 プランとは？
ところでプリウスαの車体価格は合計で322万円となり、22万円の頭金となりました。
私が選んだプランは、借入金額が300万円で72回の6年間かけて払い終えるタイプです。
月々5万円の返済を想定して考えたんですが、5年間で換算だとその金額をオーバーし、月々5万6千円位を払い続けることになります。ちょっと苦しいのもあるので、月々4万8千円の設定で、6年間というプランにしました。
私は障害年金以外にある程度の収入を稼いでいますので、5万円を限度に考えたんです。ゆとりを持たせたいのであれば、2万円～3万円のプランが、何かと安心して返済できるプランだと思います。
もし苦しくなれば、後々でも金額設定の変更が可能なので、担当者に相談がいいですね。
何はともあれ、もし気に入った車種があれば、300万円を上限でディーラーに聞くのが一番いいでしょう。営業マンが直接、家に来てくれ、いろんなプランを教えてくれますよ。
障害者が車を購入 補助はあるの？
障害者が車を購入に関して何か補助はないか調べてはみたんですが、残念ながらありませんでした。生活福祉資金貸付制度という貸付が存在するだけで、補助金や助成金はないのです。
ただ、車の改造の費用に関しては、10万円の助成金が発生します。
私は手動レバーの取り付けする方法や費用の手続きに関し、すべてディーラーにお任せしたんです。その詳細は、また違う記事で紹介させてもらいますね。
その他の、自動車に関してお金が絡むお得な内容がこちらです。
- 自動車税が免税になる（3ナンバーの場合は、少々負担がある）
- 高速料金が半額になる
このように障害者が車に関するとなれば、たくさんのメリットが出てくるのです。運転できれば行動範囲が広まるので、なんとか購入できることを願っておりますね。
まとめ
今回、障害者が車を購入する方法を、私の経験をもとに書いていました。いかがたったでしょうか？
まずは諦めずに、お教えした策で行動してみるといいですよ。
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わからないことがあれば、いつでもコメント欄から質問していただければありがたいです。わかる範囲でお応えしますね。
あなたにとって良い解決方法があることを、願っております。
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