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交通事故で障害者に!介護のほうで何か支援はあるの?

障害者

 
 
「交通事故で障害者になった家族に、介護支援ってあるの?」大切な人が障害を持つと、先行き不安になっちゃいませんか?私の家族もそうでしたからね。
 
 
今回は、あなたのご家族が交通事故で中途障害者になった場合の、介護の支援についてお伝えさせていただきますね。後半には、実際に私が利用した内容も記載してみました。これを読んで、ちょっとでも安心に繋がれば幸いです。それではいってみましょう。

 

 

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交通事故で障害を持った人の支援ってあるの?

 
私は19歳のときに車の事故で首の骨を折って車椅子に乗っている、頚髄損傷者なんです。

突然のアクシデントというのは、誰もが想像していない事ですよね。私の事故った時は早朝に実家から離れた場所で起こったため、大変両親をビックリさせてしまいました。今でこそ平然と言えますが、非常に親不孝なことをやっています。^^;

ショック
 
 
ところで私の両親と同じように、突然の交通事故でご家族が中途障害を持ち、介護する側の方も多いと思うのです。そんな方の先行き不安となるのが、福祉サービス利用時の料金ではないでしょうか?

私の両親も最初は、先行きメチャメチャ不安だったそうです。だって家族が健康な時であれば介護する側もされる側も安心なのですが、いつまでもそういう訳にいきませんからね。となると、福祉サービスにお願いしなくてはならず、付いて回るのがお金の問題です。
 
 
不安な時に行きつけの保険屋営業マンの方から、交通事故の被害者に支援があると聞いたそうなんですよね。それからすぐに連絡し、利用させてもらっていますよ。

その名も、「自動車事故対策機構(NASVA)!」国土交通省所管の独立行政法人です。
 
 
機関の支援内容が以下になります。
 

  • 事故の防止
  • 被害者の支援
  • 安全な車選び

 
すべて車に関することを、取り扱っている機関です。私は自動車事故で障害を持ったため、被害者の支援のほうでお世話になっています。次の章では内容について、詳しくお教えしますね。
 

交通事故で障害を持つとどんな支援があるの?

 
交通事故で障害を持ったご家族の介護を考えると、将来的にいろんな面で不安になりませんか?

不安
 
 
そこでご紹介した自動車事故対策機構(NASVA)には以下のように、いくつかの支援内容があります。
 

  • 療護施設
  • 介護料支給
  • 生活資金貸付

 
詳細を記載してみますね。
 
 

    ≪療養施設≫

  • 対象者:自動車事故による脳損傷による重度障害者
  • 入院期間:3年以内
  • 内容:看護・リハビリテーション

 

    ≪介護料支給≫

  • 対象者:自動車事故が原因で、脳、脊髄又は胸腹部臓器を損傷した重度障害者
  • 支給金額:障害のレベルによって違う

 

    ≪生活資金貸付≫

  • 対象者:自動車事故による被害者・死亡・重度障害者
  • 貸付金額:対象者によって違う

 
私が支援してもらっているのは、介護料支給ですね。重度の障害者に当てはまるので、3ヶ月ごとの支給で大体20万円前後です。1日2,000円位の金額に、なるのではないでしょうか?
 
 
1年に1回は支所長さんと相談支援専門員さんが、一緒に訪問してくれます。様子を見に来てくれるのが、ありがたいですね。
 
 
以前聞いた事があるのですが、要件には所得制限があるらしいです。年間1,000万円以上の裕福な家庭は支給されないようですし、確認が必要ですね。

独立行政法人自動車事故対策機構 ナスバ(交通事故)
独立行政法人自動車事故対策機構(ナスバ)のサイト、自動車・チャイルドシートの安全性能評価の情報、運行管理者等指導講習、運転者適性診断による自動車事故の発生防止、介護料の支給、育成資金の貸付、家庭相談など自動車事故被害者や交通遺児への支援等役立つ情報を掲載しています。

 
 
お金も大切ですが、その他ありがたい支援はあるのでしょうか?
 

交通事故で障害を持つ私が利用したその他の支援とは?

 
私は福祉サービスとして、入浴介助をヘルパー事業所にお願いしています。

入浴
 
 
その他の身の回りは、母にやってもらっていますね。
 
 
過去に一度ですが、遠方で母方の親戚の結婚式がありました。どうしても母が参加しなければいけなかったのですが、その間の数日は自分の介護が出来なくなりますよね。そこで利用したのが、短期入院というレスパイト入院です
 

≪レスパイトとは≫
一時休止・休息・息抜きのことを言う

 
介護者が疲れを感じ、介護出来なくなる事を予防する目的で短期間の入院が利用出来ます
 
 
こんな名目ですが、以下のような家族の事情があれば5日から7日が目安で利用できるシステムです。
 

  • 近親者の冠婚葬祭
  • 介護者の病気
  • 出産
  • 旅行

 
ちなみに私は、5日間利用させてもらいました。そして入院した病院にはラッキーなことに人間ドッグがあり、ついでに検査してもらいましたよ。お得感満載でした。

入院費(食事代と部屋代)を助成してくれるので、ありがたいサービスです。ぜひ利用してみるのも、いいのではないでしょうか?
 
 
このように自動車事故で障害を持たれた方には安心して生活できるシステムが、確立しているのです。

私は家族会というものに、数回参加させてもらっています。そのとき重度の高次脳機能障害を持つ親子を見て、交通事故でもいろいろあるのだと自分自身の障害がまだ軽い方と感じましたね。

介護すること自体、大変だと思います。だけど、待ったなしなんです。少しでもこんなシステムがあるのを知ってもらえれば、書いた甲斐があります。
 

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まとめ

 
今回、交通事故で障害を持った人の支援について、お伝えさせていただきました。どうだったでしょうか?まずは電話で問い合わせてみるといいですよ。丁寧に教えてもらえますからね。
 
 

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    交通事故で障害を持った人の支援ってあるの?

  • 自動車事故対策機構(NASVA)が支援している

 

    交通事故で障害を持つとどんな支援があるの?

  • 療護施設・介護料支給・生活資金貸付の支援がある

 

    交通事故で障害を持つ私が利用したその他の支援とは?

  • レスパイト入院という短期入院の支援

 
大切な人が障害を持つと、本当に不安になると思います。一度、連絡されてみてはいかがでしょうか?丁寧なアドバイスだけでも、チョットは安心出来ますからね。陰ながら応援しています。
 
 
 

まっつん

はじめまして、頚髄損傷者のまっつんです。

健常者から障害を持つようになり、車椅子で生活していることでの感じた考えを綴ろうと思います。

共感していただければコメント欄からどしどし書き込んでもらえると幸いです。

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