私が上原浩治という投手を強く意識するようになったのは、勝敗が決まる一番苦しい場面で、なぜか安心して見ていられる投手だと気づいたときでした。車椅子で生活する私にとって、日常は不安定なことの連続です。だからこそ、緊張感が極限まで高まった状況でも...

私がブログを書いていると、時々「自分は周りと少し違うのかもしれない」と感じる瞬間があります。車椅子ユーザーとして生活していると、考え方や行動、見えている景色が、周囲と完全に一致することは多くありません。ただ、それは決して悪いことではなく、む...

私がプロ野球を見ていて、年齢や立場を言い訳にしなくなったきっかけの一人が、和田一浩という打者です。決して派手なスターとして注目され続けた選手ではありませんが、気がつけばチームの中軸に座り、長く第一線で結果を出し続けていました。車椅子で生活す...

言葉には、不思議な力があると私は感じています。たった一言なのに、聞いた人の心に引っかかり、しばらく頭から離れない言葉があります。はっきり言っていないのに、なぜか深く考えさせられる。そんな表現に出会ったとき、私はつい立ち止まってしまいます。車...

私がプロ野球をじっくり見るようになったのは、体の自由が利かなくなり、テレビの前で過ごす時間が増えてからでした。車椅子での生活になり、思うように外へ出られない日々の中で、画面越しに映る選手たちの姿は、私にとって大きな励みでした。その中でも、派...

私は日々、文章を書きながら暮らしています。車椅子ユーザーとして生活していると、どうしても行動に制限がかかる場面が多くあります。そんな中で、私の世界を広げてくれるのが「本」や「言葉」の存在です。ページをめくり、文章を追い、気づけば時間を忘れて...

私がプロ野球を見てきた中で、「外国人選手」という枠を軽々と飛び越え、日本球界に深く溶け込んだ人物として真っ先に思い浮かぶのが、アレックス・ラミレスです。明るい笑顔、全力プレー、そして独特のキャラクター。その一方で、数字を見れば一流、結果を残...

四字熟語と聞くと、どこか堅苦しくて、教科書の中だけの言葉だと感じる方も多いかもしれません。私自身、車椅子で生活するようになってから、言葉の力に以前より敏感になりました。短い言葉の中に、人生の姿勢や生き方が詰まっていると感じる場面が増えたので...

私がプロ野球を語るとき、どうしても外せない存在がいます。それが広島東洋カープの象徴とも言える山本浩二さんです。私は車椅子ユーザーとして日常生活を送っていますが、体が思うように動かないからこそ、全力でプレーし続けた人の生き方や言葉に、強く心を...

日々生活していると、人の立ち居振る舞いに目が向く瞬間があります。声が大きいわけでも、派手な動作をしているわけでもないのに、なぜか周囲が自然と道を空けるような人。私は車椅子で生活しているため、人の視線や空気の変化に敏感になることが多いのですが...