バリアフリー住宅の玄関ってどんな風なのかご存知ですか?最近このように言われる建物が、多くなってきています。やはり高齢社会に直面しているからでしょうね。
そこで今回は車椅子で生活している私が、自宅の玄関をご紹介します。記事の後半には、実際に行っている車椅子タイヤの汚れを取る方法も記載させていただきました。1つの例として参考にしてもらえれば、嬉しい限りです。それではいってみましょう。
バリアフリー住宅の玄関とは?
車椅子に乗る障害者にとって、理想の住宅が存在します。
私が思うに以下の内容であれば、何不自由なく一人で出入りできます。言い換えれば、快適なバリアフリー空間を作り出すことができるのです。
- 戸が開けやすい
- 廊下が広い
- 走行の途中に障害物がない
- 自由に動けるスペースがある
車椅子でも動きやすい場所ということは、誰しもが安心して暮らせるということ。どんな風になっているのか、1つ1つ説明していきますね。
私の自宅前の道路から玄関まではスロープが付いているため、簡単に出入りできています。いつでも一人で自由に外出できますよ。^^
また玄関入口のドアは引き戸で、大きな取っ手を付けている特注品です。手が引っ掛けられるので、たとえ両手に障害があっても簡単に開け閉めできます。引き戸は開き戸と違って、車椅子に乗っていても開閉しやすいですよ。
玄関部分は屋根で覆われているため、雨が降っていてもゆっくり中に入ることができるのです。
この引き戸を開けると、中に通じます。次の章ではその詳細について、お伝えしていきますね。
バリアフリー住宅玄関の内部とは?
玄関のドアを開けると、写真のようになっています。走行の邪魔となる段差は通路に一つもないように、作られているのです。
また健常者の靴は欅の厚板を置いて、そこで脱着できるようにしています。「靴が邪魔になるんじゃない?」と思われるかもしれませんが、片側に置くことで車椅子が走行しやすくなっているのです。
このようにしておけば障害物がないので何にも妨げられることなく、家の中へ入ることができますよ。
でも外から入ってくれば、タイヤが汚れてしまいます。どのようにしていると思いますか?次の章では、私の自宅で行っている解決方法をお伝えさせていただきますね。
バリアフリー住宅玄関 車椅子タイヤの汚れは?
海外の家だと、靴を履いたまま家の中に入るのが一般的です。しかし日本家屋の場合は、玄関で靴を脱ぐことが常識になります。だとすれば車椅子で外から家の中に入るとき、綺麗に汚れを落とす必要があるのです。
そこで私の家では、家の中にダスキンのマットが敷いてあります。
このマット上で前後に行ったり来たりし、タイヤの汚れを取るのです。これだけの作業でも、表面上の大きなゴミは取れますよ。自分自身でできるので、介助者が付きっ切りでなくても家の中に入られますからね。
とは言っても、完璧にはタイヤの汚れが取れません。そこで病院に行ったときのように綺麗に汚れをふき取りたい時は、ウェットティッシュでタイヤすべてを拭いてもらいます。これさえすれば、十分汚れが取れますからね。
上記のようにダスキンマットを使えば、手が不自由でも玄関の介助がさほどいらず快適に出入りできます。ですが、ご家族の方にでも家の床掃除を以下の内容で、頻回にしてもらったほうがいいかもしれませんね。そのほうが、きれいになります。
- ダスキンモップ
- クイックルワイパー
私の家では母が毎日ダスキンモップで掃除してくれているので、綺麗に保たれているのだと思います。
ここまでは、私の自宅でしていることを紹介しました。さらに良い方法があれば、コメントからもご意見いただけるとありがたいです。よろしくお願いします。
まとめ
今回、私の自宅をもとにバリアフリー玄関について、お伝えしました。いかがだったでしょうか?
ちょっとでも参考にしていただければ、書いた甲斐があります。^^
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- 私の自宅玄関の入口とは?
- 大きい引き戸に取っ手が付いて、開けやすくなっている
- 自宅玄関の内部とは?
- 若干の勾配はあるが、バリアフリーで段差も無い
- 家の中に入ったとき車椅子タイヤの汚れはどうやって取るの?
- ダスキンマットが引いてあり、行ったり来たりする
- タイヤの汚れがひどい時は、ウェットティッシュでしっかりと拭いてもらう
私の自宅ではバリアフリー住宅を建てて26年間、ずっとこの方法で、玄関を出入りしてきました。今まで不都合はなかったです。ということは、それだけ毎日の掃除が重要なのかもしれません。
私は母に、感謝しておかなければいけませんね。。。^^;
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