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2020 パラリンピックの競技会場!問題点はあるの?当事者が考えてみた!

パラリンピック

 
 
2020東京パラリンピックの競技会場をご存知ですか?すでに決まっているのです。見に行く予定を立てるために、心得ておかないといけませんからね。
 
 
今回は2020東京パラリンピックの競技会場について、詳しく解説します。後半には、当時者の私が感じる問題点を記載してみました。それでは、いってみましょう。

 

 

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2020パラリンピック競技会場

 
2020年開催のオリンピック・パラリンピック東京大会の会場は招致時のコンセプトが、「都市の中心で開催するコンパクトな大会」でした。

そこで会場配置計画の中心に選手村を設置し、大半の競技会場を半径8キロメートル以内のエリアに集中させ、移動時間の短縮を図る計画で造営を進めたのです。まさに機動性と利便性に配慮した、コンパクトな配置計画を目指しました。
 
 
ちなみに競技会場は、「ヘリテッジゾーン」と「東京ベイゾーン」の、大きく2つのゾーンに分けて設営されています。

前者は1964年に開催された、前回の東京大会のレガシーを引き継ぐ形で設営の競技会場が集まる場所。後者はパラリンピック開催後、都市の未来の姿を象徴する形で設営された競技会場が集まる地域となっています。
 

2020パラリンピック東京大会の競技会場

 
2020パラリンピック東京大会で使用される、競技会場と実施競技の一覧は次のとおりです。
 

    <ヘリテッジゾーン>

  • オリンピックスタジアム(新国立競技場):開会式、閉会式、陸上競技
  • 東京体育館:卓球
  • 国立代々木競技場:バドミントン、ウイルチェアラグビー
  • 日本武道館:柔道
  • 東京国際フォーラム:パワーリフティング

 

    <東京ベイゾーン>

  • 有明アリーナ:車いすバスケットボール
  • 有明体操競技場:ボッチャ
  • 有明テニスの森:車いすテニス
  • お台場海浜公園:トライアスロン
  • 青海アーバンスポーツパーク:5人制サッカー
  • 海の森水上競技場:カヌー、ボート
  • 夢の島公園アーチェリー場:アーチェリー
  • 東京アクアティクスセンター:水泳

 

    <上記ゾーン圏外(半径8km圏外)>

  • 幕張メッセA:シッティングバレーボール
  • 幕張メッセB:テコンドー、車いすフェンシング
  • 幕張メッセC:ゴールボール
  • 馬事公苑:馬術
  • 武蔵野の森総合スポーツプラザ:車いすバスケットボール
  • 陸上自衛隊朝霞訓練場:射撃
  • 伊豆ベロドローム:自転車競技(トラック)
  • 富士スピードウェイ:自転車競技(ロード)、スタート及びゴール

 

2020パラリンピック競技会場に関する問題点

 
2019年4月現在パラリンピック東京大会の開催に向けては、各競技会場の造営が進んでいるところです。このうち水泳競技の会場となる東京アクアティクスセンターについて、工期の遅れが指摘されています。

工事現場
 
 
遅れの理由として東京都オリンピック・パラリンピック準備局は土壌の汚染が見つかったためと説明しています。なお、当初の計画から約2か月ほどの遅れがあるとのことですが、幸いオリンピック開催に間に合う予定です。
 

2020パラリンピック競技会場のセキュリティ体制

 
2020パラリンピック東京大会の開会期間中には30万人を超える選手や大会関係者等の人員が、会場を行き来すると推計されています。

これまでの大会においては複数の競技会場が1か所に集中して設営されていたため、一回のセキュリティチェックでよかったのです。しかし2020東京大会は、前述のとおり競技会場が各地分散している特徴があります。

競技会場を出入りする必要性が生じ、その都度セキュリティチェックを受けなければならないのです。この業務の対応に、人員の負担等が懸念されていました。

セキュリティーチェック
 
 
そこで今回全面的に導入されることとなったのが、「顔認証システム」です。これにより、正確性と迅速性を兼ね備えたセキュリティチェックシステムができます。

開発と導入に当たった日本の企業によると、わずか0.3秒という短時間でおよそ160万件のデータと照合することが可能とのこと。選手や大会関係者はもちろん、セキュリティチェックを実施する警備担当者の側にとっても大きな負担軽減が期待できそうです。
 
 
今後オリンピック・パラリンピック大会や大規模な各種国際競技大会において、このシステムが普及するでしょう。そして、いずれは従来の目視による人物確認に取って替わって、主流となる日も近いかもしれませんね。
 

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パラリンピック競技会場での私が感じる問題点とは?

 
申し遅れましたが、私は19歳の時に車の事故で首の骨を折り、頚髄を損傷して車椅子で生活しています。障害を持ってからは車いすツインバスケという障害者スポーツを、趣味と健康のために行っているのです。

東海ブロックに所属していて、地元で大会を開催したことがあります。競技会場を借りる際に、いろいろな問題点があるのを感じました。その内容が、施設内に車椅子トイレが少ないことです。

車椅子トイレ
 
 
パラリンピック開催時は選手はもちろん、観客の多くも車椅子ユーザーと考えられます。それなのに数か所しか車椅子トイレがないと、困る人が溢れかえるでしょうね。

男性であれば、もしトイレが使用されていても、尿器や携帯用トイレがあれば物陰でできます。しかし女性の方は、そんなわけにいきません。仮設トイレなど、問題解決のために考える必要があると思うのです。早急な対策が必要ですね。
 

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まとめ

 


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私はウィルチェアーラグビーに知人がいるので、応援に行きたいと考えています。今から楽しみです。ぜひ東京大会が成功するのを、願っていますね。
 
 
 

まっつん

はじめまして、頚髄損傷者のまっつんです。

健常者から障害を持つようになり、車椅子で生活していることでの感じた考えを綴ろうと思います。

共感していただければコメント欄からどしどし書き込んでもらえると幸いです。

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