車椅子は、足が不自由な方にとって、助けとなる重要なアイテムです。その中でも今回は、軽量車椅子にスポットを当てて、ご紹介させていただきます。それではいってみましょう。
軽量車椅子とは?
軽量車椅子は名前のごとく、軽さが最大のメリットになる車椅子です。
背もたれやシートを畳め、コンパクトになるものが多いのです。自動車への積み下ろしも楽にでき、移動の持ち運びにも便利ですね。
軽い車椅子は女性や力の弱い方でも扱いやすく、介助者の負担も軽減できます。もちろん利用者の負担も少なくなりますよ。
軽量車椅子の素材とは?
軽量車椅子のフレームやタイヤの素材は従来の車椅子より軽いですが、強度は安全に使用できるよう作られています。
通常は20~30kgに対し、軽量車椅子は10~15kg程度の重さで折り畳みやすく運びやすいものが主流です。
フレーム素材
軽量車椅子の素材で一般的なのがアルミ製です。重量や強度、価格の面でもバランスが取れています。さらに軽いチタン製があるのですが、このタイプだと重さが10㎏余裕で切りますよ。ただ値段は高いですね。
一方でスチール製の車椅子はアルミ製のものより重いですが、その分頑丈で比較的安価です。背もたれが折れない作りのものが多く、折りたたんだ時に高さが出るため車などへの積み込みには向きません。
ただスチール製車椅子は壊れにくく耐久性に優れているため、施設や病院で多く使われています。
タイヤの素材
軽量車椅子のタイヤは素材は、エアタイヤが一般的で軽量です。自転車と同じように、定期的な空気入れが必要になります。
使用せず長期間置くと地面や壁の接地部分が圧迫され、劣化しやすなります。利用者にとってはクッション性が良く、振動が軽減され乗り心地の良いタイヤです。
これとは違ってノーパンクタイヤは、空気の代わりに樹脂が詰まっています。パンクや空気抜けの心配がなくお手入れが簡単で痛みにくいタイヤですが、重くなるのが難点です。
軽量車椅子のメーカーとは?
軽量車椅子の国内メーカーには以下のような会社があります。軽くて強度の面でも申し分なく、安心して利用できる車椅子が販売されていますよ。
- 片山車椅子製作所
- カワムラサイクル
- ケアテックジャパン
- 日進医療器
- 松永製作所
- MiKi
- 三輪商事
軽量車椅子は、安い買い物とは言えません。しっかりと業者さんのアドバイスを受け、購入するのがいいのでしょうね。
さいごに
今回、軽量車椅子について、お伝えさせていただきました。いかがだったでしょうか?いろいろなタイプがありますので、見て触って選ぶのが、失敗しないコツだと思いますよ。
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