学生ボランティアにお願いすると、いくつかの問題点が浮き彫りになるのをご存知ですか?私自身、車椅子ツインバスケの大会で学生さんに手伝ってもらい、いくつか体験したのです。
人を束ねるのって、なかなか難しいと感じましたね。しかし、ある方法でスムーズにうまくいったのです。
今回は車椅子ツインバスケの大会を段取りよく進行して終わらせた私が、その内容について詳しくお伝えします。真似していただくだけで、成功する確率がアップしますよ。それでは、いってみましょう!
学生ボランティアをお願いするときの問題点とは?
ボランティアをお願いするとき一番問題になるのが、学生さんをまとめる方法です。
私はこれまでいろいろな学校に、イベントごとを手伝ってもらうため頼んできました。そのとき、協力してくれる方々と連絡する手段に困ったのです。というのも学校が別々であれば学生さん同士も面識なく、なかなか意思疎通ができない問題点が出てきます。
そこで私が行った解決方法は、1つの大学に絞って募ったのです。このようにすれば、「学生同士キャンパスが一緒のため、直接会って連絡することができる。」という利点があります。
過去に詳しく書いた記事がありますので、お時間がある際にお読みいただければ幸いです。
それらを踏まえて次の章から、順番に見ていきましょう。
学生ボランティアを上手にまとめる方法とは?
学生ボランティアをまとめるには、まず心得ておかなければならないことがあります。その内容が、「誰に連絡をとるの?」ということです。
もし決めてなければ、事あるごとにすべての人に伝えなければいけません。そんなことになれば、時間の無駄になってしまいます。
そこで、仕切り役の方を決める必要があるのです。私は某大学で、ボランティア40名とテーブルオフィシャル20名を募集し、各仕切り役の方を1名ずつ選出しました。ここまで決まれば学生さんに声かけしてもらうのですが、以下3つを行ってもらうように伝えます。
- LINEでボランティア部屋・テーブルオフィシャル部屋を作る
- メンバーができるごとに各部屋へ誘う
- エクセルで、ボランティアの名簿表を作成する
さらに詳しく見ていきましょう。
仕切る前にやってもらう作業①
私の携帯はガラケーなんですが、今やスマホ・iフォンの時代。多くの人がLINEを行っています。私は携帯で登録し、パソコンで使用していますよ。
まずは、ボランティアとテーブルオフィシャル専用の部屋を作ってもらいましょう。そして協力してくれる学生さんが見つかるごとに、そこに誘ってもらえばいいのです。
部屋に集めておけば、1人1人にメールを送らなくても入っている人へ一斉に案内できます。エクセルやワード、pdfといったファイルも送れるのでおすすめですよ。
仕切る前にやってもらう作業②
ボランティアを集める際、同時進行で行っておいたほうがいいのは名簿表の作成です。作ってもらう理由は、ネームプレート作成とボランティア保険加入のためになります。
画像は、大会前に作成してもらった名簿。学年・名前・性別・学部という感じで記入してもらいましたよ。
個人情報なのでボカシておきます。
大会時は首から下げるタイプのネームプレートを使用したのです。写真は学生ボランティアの方。役割が一目でわかるようにしました。
このように名簿表を前もって作っておけばどのような人がいるか把握できますし、ネーム作成するのも簡単です。
さらにもし怪我などされてボランティア保険を使用する際、保険屋さんに作成した名簿を提出しなくてはいけない場合もあります。何かと必要な事があるので、募集しながら作ってもらえばいいですよ。^^
学生ボランティアに前もってやってもらうこととは?
ここからの内容は、前日と当日に段取りよく作業してもらうために前もってすることです。
まず1つ目が、事前に仕切り役の方と数人のボランティアの方とで会場の下見に行きましょう。写真は、大会場所の富山県西部体育センター内を見て回っている様子です。これを一緒にすることで、どんな場所でどんな内容の作業が必要か学生さん側が理解することができます。
2つ目は、テーブルオフィシャル担当の学生さんに模擬ゲームを見せる講習会を開催することです。大会前日にも予定されますが、さらに事前に行うことで理解されやすくなります。
- どのようなゲーム展開なのか?
- 機材操作はどうすればいいのか?
写真は、審判の方が学生さんに説明している様子。「大学生は理解が早い!」と、褒めてられましたよ。^^
このようにボランティアやテーブルオフィシャルの両方に言えるのは、前もって下見や講習会が必要ってことなのです。次の章では、さらに重要な内容をお伝えさせていただきますね。
学生ボランティアに内容を理解させる方法とは?
学生さんは時間があると言いますが、バイトやプライベート活動に忙しい人も多いのです。なので、大会前にさらに打ち合わせをするのもいいですが、それでもボランティア全員がそろわない場合があります。
そこで重要になってくるのが、いくつかのイベントを企画してタイムスケジュールを作成したものを事前に見せて交流することです。これをすると学生さんと仲良くなって質問が出てきたり、想像を膨らますことで安心に変えることにも繋がります。
さらに私たちに障害があって大変なことも理解され、ボランティアする必要性も植え付けさせることができるのです。
私は以下内容の詳細やタイムスケジュール表をすべて作り、参加してくれる方に渡していました。
- バーベキュー交流会
- テーブルオフィシャル講習会
- 富山マラソン
- 大会準備日
- 大会当日
画像は、富山マラソン時のタイムスケジュール。作成のポイントは、文字だけではなく写真を使うのです。そのほうが状況が分かって理解されやすいですよ。
また大会準備日のタイムスケジュールは、段取りよく終わらせるため重要になるのです。小さい画像は、クリックすれば大きくなります。
私は、準備に抜けが無いようチェック表も作成しました。
今回は、作成したものの一部だけを公開しています。
まだまだ多くのファイルを作りましたよ。^^;
これを仕切り役の方だけに渡せばLINE部屋でシェアしてくれ、すべてのボランティアする方に伝わるのです。作ったファイルは理解して実行してもらい、無事に大会を終わらせることができました。
準備日や当日にいきなり書類だけ渡されても、選手側も学生さん側もあたふたするだけです。私は事前のやり取りがシッカリでき、「段取りが良くて最高の大会だった!」と、他チーム代表や関係者の方々にお褒めの言葉をいただきましたよ。^^
これまで大会を統括して思うのは、こまめに学生さん達と連絡をとることが重要なのです。中でも仕切り役の方には日ごろから練習に来てもらい、生で意見を交わしておくことが一番いいのでしょうね。応援しています。^^
まとめ
今回、学生さんにボランティアをお願いする際、まとめる方法をお伝えさせていただきました。いかがだったでしょうか?
参考になれば、嬉しい限りです。^^
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- 学生ボランティアを上手にまとめる方法とは?
- 一番最初に仕切り役を決める必要がある
- 学生ボランティアに仕切る前にやってもらう作業とは?
- LINEでボランティア部屋・テーブルオフィシャル部屋を作る
- 作った各担当者が、人が見つかるごとにLINE部屋へ誘ってもらう
- エクセルで、ボランティアの名簿表を作成してもらう
- 学生ボランティアに前もってやってもらうこととは?
- 場所の下見や、事前講習会の開催
- 学生ボランティアに内容を理解させる方法とは?
- タイムスケジュールやチェック表を作成し、LINE部屋でシェアしてもらう
ボランティアを統括するには、並大抵の努力だけだと無理があると思います。入念にタイムスケジュールやチェック表を作り、あなた自身イメトレするのがいいですよ。
分からない事があれば、コメント欄からお気軽にお返事いただけるとありがたいです。^^
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