フライングディスクという競技をご存知ですか?誰でも出来て簡単なんです。手の不自由な私でも、何とかこなせましたからね。
今回はフライングディスクについて、わかりやすくお伝えしたいと思います。それではいってみましょう。
フライングディスクとは?
まずは動画で、フライングディスクについて見ていただけるとありがたいです。
フライングディスクとは、プラスティック製ディスクと11種目を総称する競技名を言うのです。一般にフリスビーという言葉のほうがよく知られていますが、この名は登録商標になります。大人から子供、さらに高齢者から障害者まで幅広い年齢層で行えるスポーツです。
ルーツとなるのは、1940年代初頭にアメリカのエール大学の学生たちがパイ皿を投げて遊んだこと。その姿を見た建築検査官のウォルター・フレデリック・モリソン氏が、プラスティック製の安全なディスクを1948年に商品化したのが始まりになります。
1987年には第2のオリンピックと言われるワールドゲームスに正式加盟し、1989年から公開競技として実施されているのです。
フライングディスク12種目(世界公認11種目+日本公認1種目)
フライングディスク競技は、以下のように12種目になってます。
- アルティメット、ガッツ、ディスクゴルフ、フリースタイル、ダブル
- ディスク
- コート、ディスカソン、ディスタンス、アキュラシー
- セルフ
- コート
- フライト[S.C.F](複合種目)マキシム
- タイム
- アロフト[M.T.A]
- スロー
- ラン
- アンド
- キャッチ[T.R.C]ビーチアルティメット、ドッジビー(日本フライングディスク協会の独自公認種目)
現在のディスクは材質や形状に改良が重ねられていて、高性能になります。
そのため、以下のようなギネスブックに認定されるほどの記録が生み出されているのです。
- 最高飛行距離「263.2m」
- 最高時速「152.9km」
- 最長滞空時間「16.72秒」
ちなみにディスクの形状は世界フライングディスク連盟でさだめられ、競技によって異なります。
- ギネス認定 - 直径33㎝ 重さ110g
- アルティメット - 直径27㎝ 重さ175g
- フリースタイル競技の定番 - 直径27㎝ 重さ160g
- 競技用の定番 - 直径23.5㎝ 重さ110g
- ドッヂビー競技 - 直径20.0㎝ 重さ45g
直径は20㎝~27㎝ほどが主流で、一般的には23.5㎝が最も投げやすいサイズです。
障害者フライングディスク競技
障害者フライングディスク競技のルールは、以下により準じます。
- 日本障害者フライングディスク連盟競技規則
- 全国障害者スポーツ大会競技規則
写真は、私が運営協力に携わったときのものです。
また競技種目は、「アキュラシー」と「ディスタンス」の2種目です。
- ≪アキュラシー:(年齢別・距離別)≫
- ディストリート・ファイブ(5m)
- ディストリート・セブン(7m)
- ≪ディスタンス:(男女別・座位、立位別・年齢別)≫
- 座位女子
- 座位男子
- 立位女子
- 立位男子
アキュラシーは、標的の輪をめがけて10回連続で投げて通過した回数を競います。ディスタンスは、3回投げてどれだけ遠くに投げられたか距離を競う競技です。
私は頚髄損傷で手にも障害があるので、ディスクを握るというより指に引っかけて放っている感じです。ただうまく投げるにはコツがいります。しかも握っていない分、威力が無いですね。だけどうまく飛んだ時は嬉しさが倍増しますし、さらに距離が出ると感動ものです。
工夫すればどんなことだってできますからね。あなたもされてみてはいかがでしょうか?夢中になりますよ。^^
さいごに
フライングディスクは、誰にでも取り組める競技です。たとえ障害があろうとも、楽しめます。あなたも始めてみませんか?
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