日々の生活の中で、決断しなければならない場面は意外と多いものです。買い物一つとっても、どれを選ぶか迷ったり、人の意見が気になってなかなか決められなかったりします。
私自身、車椅子で生活していると、周囲の視線や助言に気を取られてしまい、自分の気持ちよりも「どう見られるか」を優先してしまう瞬間があります。そんな経験を重ねる中で、ふと頭に浮かんだ四字熟語が「右顧左眄」でした。
この言葉は、まさに迷いやためらいの心情を的確に表していると感じています。今回は、右顧左眄という四字熟語について、意味や使い方を私なりの視点で、できるだけわかりやすくお話ししていきたいと思います。
右顧左眄の意味とは?

右顧左眄とは、右を見たり左を見たりして、周囲の様子ばかり気にすることを意味する四字熟語です。簡単に言えば、自分の考えが定まらず、他人の意見や周囲の状況を過剰に気にしてしまう状態を表しています。
何かを決断する場面で、自信が持てず、あちこちに目を向けて迷っている姿が、そのまま言葉になった表現だといえるでしょう。この言葉には、慎重であるというよりも、優柔不断さや決断力のなさを指摘するニュアンスが含まれています。
周囲に流されやすい態度や、覚悟が定まっていない様子を、やや厳しめに表現するときに使われることが多いです。
右顧左眄の使い方とは?
右顧左眄は、主に人の態度や行動を表す場面で使われます。例えば、会議の場で意見を求められたときに、周囲の顔色ばかりをうかがって自分の考えを言えない人がいた場合、その様子を表現するのに適しています。
日常会話よりも、文章や評論的な表現で使われることが多く、少し硬い印象の言葉です。そのため、友人同士の軽い会話よりは、ブログやコラム、説明文などで使う方が自然だと感じます。
使い方の例としては、「彼は世間の評価を気にするあまり、右顧左眄して決断を先延ばしにしている」といった形になります。このように、人の迷いの姿勢を客観的に描写する際に使うと、言葉の意味が伝わりやすくなります。
右顧左眄をわかりやすく解説
右顧左眄を、もっと身近な言葉に置き換えるなら、「周りが気になって決められない状態」と言えると思います。
私自身の経験でいえば、新しいことに挑戦しようとするとき、「失敗したらどう思われるだろう」「周囲は賛成してくれるだろうか」と考えすぎてしまい、なかなか一歩を踏み出せないことがあります。まさにその状態が、右顧左眄なのだと感じています。
この四字熟語が教えてくれるのは、迷うこと自体が悪いのではなく、迷い続けることで前に進めなくなる危うさです。周囲の意見を聞くことは大切ですが、そればかりにとらわれてしまうと、自分の意思が見えなくなってしまいます。
右顧左眄という言葉には、「自分の軸を持つことの大切さ」を思い出させてくれる側面もあるように思います。
最後に
右顧左眄という四字熟語は、少し厳しい響きを持ちながらも、誰にでも当てはまる可能性のある言葉です。私自身、決断に迷うたびにこの言葉を思い出し、「今の私は周りばかり見ていないだろうか」と自問することがあります。
そうやって立ち止まることで、少しずつ自分の考えを整理できるようになりました。四字熟語は、難しい言葉の集まりのように見えますが、実は日常の感情や行動を的確に映し出してくれるものが多くあります。
右顧左眄もその一つです。この言葉を知ることで、自分や他人の行動を客観的に見つめ直すきっかけになれば、私としてもとても嬉しく思います。



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