ボランティア保険の加入方法をご存知ですか?実際に私自身、過去に利用したことがあるので、詳細をよく知っています。しかも、上手く使うと、とても大きなメリットがあるんですよ。その内容を知りたくないですか?
今回は健常者から障害を持って長い私が、ボランティア保険の加入方法の具体的なやり方についてお伝えしたいと思います。後半には、それ以外でも入った保険について記載してみました。それではいってみましょう。
ボランティア保険とは?
私は19歳のときに車の事故で首の骨を折り、頚髄を損傷して車椅子で生活しています。障害を持ってからは、車いすツインバスケという障害者スポーツを趣味と健康のために頑張っていますよ。
私たちのチームは東海ブロックに所属していて、春と秋の大会があります。なお春季大会は愛知県で固定、秋季大会が4年に1回の東海6県で持ち回りになっているのです。2017年の11月に私たちの県が担当になり、そのときにお願いした内容になります。
ところでボランティア保険とは、このような意味を表すのです。
ボランティアしている最中の事故にそなえて、ボランティアの怪我および他者に対して保護の意味で適用される保険のこと。
富山で行われた大会はボランティアの方だけでも70名強いましたし、チームで保険に入ったのです。
次の章からはその内容について、詳しくお伝えさせていただきますね。
ボランティア保険 地元企業にお願いした理由とは?
車いすツインバスケの大会でのボランティア保険は、ブロック側が依頼する旅行代理店に宿泊管理と共に任せるのが恒例です。しかし私はメリットを優先し、地元の保険会社にお願いしました。
その理由が、協賛金がもらえる可能性があるからです。この予想は的中しました。
以前に書いた記事があります。お時間がある際にでも、お読みいただけるとありがたいです。
実際に依頼した保険屋さんからは、1口ではありますが協賛金を頂くことができました。さらに、わからないことがあれば直接聞けるので強い存在ですよ。
それでは次の章から、加入方法についてお伝えさせていただきますね。
ボランティア保険 加入方法とは?
ボランティア保険に加入と聞けば難しそうに聞こえますが、実をいうと簡単です。というのも、知り合いの保険屋さんに伝えればいいだけなので。そこで私は、普段から自動車保険でお世話になっている代理店さんにお願いすることにしました。
大本の保険会社が、損保ジャパン日本興亜です。中でも今回の大会で加入したのは、レクリエーション保障プラン。3つの区分に分けられ、タイプによって値段が違ってきます。
以下に表にして記載するので、参考にご覧いただければ幸いです。
詳しくは、取扱代理店または損保ジャパン日本興亜まで、お問い合せいただければと思います。
区分 | 1名料金 | レクリエーションの種類 |
---|---|---|
いちご狩り・いも堀・遠足・お花見・バーベキュー・盆踊り・メーデー行進・ブラスバンドete... | ||
バスケットボール・陸上競技・運動会・駅伝・軟式野球・サイクリングetc... | ||
空手・サッカー(フットサル)・柔道・スキー・ラグビー・レスリング・相撲etc... |
区分 | 保険金の種類 | 団体割引0%の場合 | 団体割引5%の場合 |
---|---|---|---|
死亡・後遺傷害保険金額 入院保険金日 通院保険金日 | 893万円 6,000円 2,500円 | 983万円 6,000円 2,500円 | |
死亡・後遺傷害保険金額 入院保険金日 通院保険金日 | 582万円 6,000円 2,500円 | 644万円 6,000円 2,500円 | |
死亡・後遺傷害保険金額 入院保険金日 通院保険金日 | 428万円 6,000円 2,500円 | 482万円 6,000円 2,500円 |
参加者数(1日につき) | 団体割引 | 最低保険料 |
---|---|---|
0% | 1,000円 | |
5% | 2,000円 | |
10% | 50,000円 | |
15% | 100,000円 | |
20% | 300,000円 |
次の章では、私のチームが加入した内容をお伝えさせていただきますね。
ボランティア保険 加入した内容とは?
私たちが開催した大会時は前日準備日と大会当日の2日間、体育館や会議室を貸し切りました。
ちなみに、ボランティアの内容がこちらです。
- 大会前日 : 控室準備・コート作成・テーブルオフィシャル講習会(バスケ用車椅子試乗)
- 大会当日 : 入口坂道で車椅子を押す・車椅子タイヤ拭き・モップ掛け・テーブルオフィシャル
学生さんには前日の講習会後、バスケ用車椅子に乗ってらうことを企画しました。写真は、実際に試乗してゲームで楽しんでもらっている様子ですね。
この2日間の内容を見ると、大会前日のバスケ用車椅子に試乗してもらうほうが怪我するリスクが高まります。そこで、以下のように加入しました。団体割引が付いて前日が1人200円⇒175円になり、当日は1人50円⇒36円になりましたよ。
【2日間のボランティア保険金額】
大会前日 - プランB(200円×30名)
大会当日 - プランA(50円×70名)
⇩
11月11日(土) = 175円(1名)×30名=5,250円
11月12日(日) = 36円(1名)×70名=2,520円
お金を払った時点で契約となり、後日に証書が送られてきますよ。
それと、もう1つ違った保険に入ったのです。次の章ではその内容についてお伝えさせていただきますね。
ボランティア保険 その他の内容とは?
大会を開催した体育館は、これまで車椅子イベントで使用したことがありませんでした。そのため一番に心配された内容が、床に傷が付くことだったのです。
大会をする体育館は全日本バレーの開催場所だったので、床がささくれになってレシーブ時に怪我するのを恐れたようです。
そこで上記保証で加入した保険屋さんに何か該当するものがないか探してもらうと、ちゃんとありましたよ。レクリエーション賠償責任保険という、ボランティア保険と違う内容のものです。
- レクリエーション傷害保険 - 事故によって怪我した場合を補償する保険
- レクリエーション賠償責任保険 - 主催者側ミスで人に怪我、器物破損させた場合に補償する保険
私たちチームが契約した内容は、1日2,700円で3千万円まで保証してもらえるタイプでした。
- 【2日間のレクリエーション賠償責任保険】
- 11月11日(土) = 2,700円
- 11月12日(日) = 2,700円
金額は大きくないので、お手軽に入ることができます。
ただ保険を利用する場合、自己負担金として30,000円を出す必要があるのです。たとえると100,000円費用が掛かった場合は保険から70,000円出て、加入者側がは30,000円払わなくてはいけません。
なお保険に関しては上記の章7,770円と5,400円で、合計で13,170円払いました。幸い使用する事も無く終えることができましたよ。
大会を開催すること自体、本当に大変です。だけど、頑張っただけ盛り上がるのでやりがいがありますよ。またいろいろ学ぶことは多いでしょうがその分、障害者スポーツの知名度も上がるのです。応援していますね。
まとめ
今回イベント保険の内容について、私の経験をもとにお伝えさせていただきました。いかがだったでしょうか?
地元の企業でお願いすれば、何かとメリットが付いてきますよ。
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- ボランティア保険とは?
- ボランティアの怪我および他者に対して保護の意味で適用される保険のこと
- ボランティア保険 地元企業にお願いした理由とは?
- 協賛金をいただける可能性があるから
- ボランティア保険 加入方法とは?
- 知り合いの保険会社に問い合わせればよい
- ボランティア保険 加入した内容とは?
- レクリエーション傷害保険
- レクリエーション賠償責任保険
イベントを主催する側にとって、事故による怪我が一番怖いこと。対策を取るためにも保険加入が鉄則です。
中でもいつでも電話一本で来てくれる地元の保険屋さんのほうが、何かと心強いですよ。
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